LGBTQと多様性について考えてみた

LGBTQについて、学んだこと・考えたことを書きました。このブログを読んでくださったみなさんが、LGBTQについて少しでも興味をもっていただけたり、ご自身の行動を振り返るきっかけになれば嬉しいです。私自身、ALLYとなれるようこれからも積極的に学んでいきたいです。
2022.07.07

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こんにちは!アライアンス統括部営業アシスタントのひとやんです。

みなさんは、LGBTQのことを知っていますか?
私は、YES!と自信をもって言えるほどの知識はないと感じています。
弊社では、性的少数者のことを知るためのダイバーシティ&インクルージョン研修を定期的に行っていますが、まだまだわからないこともたくさんあります。
私自身の懺悔も込め、このブログを書きます。

※ダイバーシティ&インクルージョン研修は、主に認定NPO法人虹色ダイバーシティの方が講師としてお話してくださっています。HPには、LGBTQについての情報が豊富に載っていますので是非ご覧ください。

学生時代

レズビアンやゲイなどの言葉は知っていましたが、周りにいるという認識が全くなかったです。
「人と同じことが良い」とか「人と違うことが恥ずかしい」と敏感に感じる年頃も相まって、LGBTQ当事者に対して配慮に欠ける言動をしていました。
もしかしたら当事者に対してひどいことを言ってしまったかもしれない、周りに不快に思っている人がいたかもしれないと思うと今は猛省しています。

入社してから

性的少数者のことを学ぶ研修に初めて参加し、以下のことを知ることができました。

  • LGBTQは、レズビアン・ゲイ・バイセクシャル・トランスジェンダー・クィアの頭文字をとった言葉である
  • LGBTQの方は、AB型や左利きの人と同じくらいの比率で日本にはいる
  • 日本では同性婚はできない&世界では死刑になることもある
  • ハラスメントを受けて、生活ができなくなる人もいる
  • 当事者ではないけれど、同盟者(ALLY)という寄り添う方たちがいる
  • そもそも、「LGBTQとは何なのか?」すらよくわからなかった私は、目から鱗が落ちまくりでした。
    私は、今までLGBTQの人と会ったことがないと思っていましたが、それは大きな間違いだったことに気が付きました。AB型や左利きの友達はいっぱいいるので、それと同じくらいいるということは、確実に周りにLGBTQの方はいたと思います。
    それと同時に、私の何気ない言動で傷つけていた可能性もあると本当に反省しました。

    その後も実際にLGBTQの当事者の方が講師としてお話をしてくれ、「日常生活で何に困っているか」や「どういう言葉に傷ついているか」などについて聞くことができました。
    今まで知らなかったこと、気づかなかったことが多く、とても貴重なお話ばかりでした。

    多様性

    弊社は、カルチャーとして多様性を重んじています。
    年齢・性別・国籍・人種・宗教・性的指向・障害の有無など、多様な価値観があることを学び、出産・育児・介護などのライフステージに寄り添い、互いに助け合い、これを強みとするとしています。
    私は多様性についてもっと勉強して、理解増進活動をしていきたいと考えています。

    先日、LGBTQについての雑談会が社内で開催されました。
    その中で、性的指向は「自分で選んだんでしょ?」と心ないことを言う方が世の中にいると耳にしました。
    異性愛者に「同姓を好きになりなさい!」と言っても難しいように「自分の努力ではどうすることもできない」「選ぶことができない」ものなのだということが世界中に浸透していってほしいと思います。

    性的指向に関わらず、生きていると少なくとも一つくらいは少数者の方に属する場面があるかと思います。
    そんな時に、多数者からどんなことを言われたら悲しくなるか辛くなるかを想像して日々を過ごしていきたいです。

    まとめ

    今は、パートナーシップ制度が広まりつつありますが、まだまだLGBTQの方に優しい社会とは言えないと思います。
    いつか同性婚ができるようになったり、一人ひとり違って当たり前な世界になってほしいと願います。
    まだまだ、どんな分野でも少数者には厳しい世の中かもしれないですが、多数者が少しずつでも少数者に寄り添っていければみなさんが生きやすい世の中になると思います。
    私自身、ALLYとなれるようこれからも積極的に学んでいきたいです。

    また、このブログを読んでくださったみなさんがLGBTQについて少しでも興味をもっていただけたり、ご自身の行動を振り返るきっかけになれば嬉しいです。

    おまけ

    私には、小学5年生の娘がいます。
    私が研修を受けた後(当時娘は小学2年生)、娘とLGBTQやALLYについて話した際、全くと言って良いほど抵抗なくすんなりと受け入れ、「私もALLYになる」と自らチャームを作成していました。
    子どもの方が考え方が柔軟なこともあるかとは思いますが、どういう反応するかな?と少し心配な面もあったので、良い意味で裏切られました。
    学校などでもLGBTQの話などをする機会もあるようなので、大人である私も自ら学び知識をつけていかなければ!と奮起したことを覚えています。

    ↓今でもお出かけのカバンにつけているALLYチャーム ↓一緒に研修を受けた同僚が作成してくれたALLYペン