[Looker] Looker Actionsについて調べたから教えてあげよう #looker
Looker Actions(アクション)をゆるふわで細々使うなどしていたのですが、なんかいろんなのがあるなと自分の中で整理ができていなかったので、整理してみました。
アクション ハブを介したデータ共有
まず、下の公式ドキュメントをちゃんと読んで整理します。
まず、用語がとっ散らかっているので、整理します。
Looker Actions(アクション)
Lookerからサードパーティのサービスにコンテンツを配信できる機能のことをアクションと呼んでいます。ざっくりいうとLookerとサードパーティサービスを統合することをアクションと呼んでいます。
なので、LookerコンテンツをDropboxに送りたいとなったらアクションを使います。
Dropboxのように既存で用意されているサードバーティーサービスだけでなく、独自の自分で開発したアクションを作成することもできます。これをカスタムアクションを呼んでいます。
Looker Action Hub(アクションハブ)
アクションはLookerが動いているサーバーではなく、アクションハブサーバーに乗っかっています。なので、アクションハブという単語が出てきたら、Lookerアクションが乗っかっているサーバーのことと理解すれば良さげです。
ただ、LookerにIP許可リストを設けていたり、Lookerのコンテンツがアクションハブサーバーで処理されるのが会社の規定的にNGということがあると思います。その場合にはプレイベートアクションハブサーバーを立ててそこにカスタムアクションを公開することもできます。
まとめると、Lookerアクションを利用する方法は3つに分けることができます。
- アクションハブに公開されている既存のLookerアクションを使用する
- カスタムアクションを開発してアクションハブサーバーに公開したアクションを使用する
- カスタムアクションを開発してプライベートアクションハブサーバーに公開したアクションを使用する
カスタムアクションやプライベートアクションハブの詳しい話は公式ドキュメントをご確認ください。
既存のLookerアクション一覧
用語の整理ができたので、次はすぐに使える既存のLookerアクションを確認します。
公式ドキュメントでは、下のリンクから確認することができます:
管理設定 - アクション - 統合サービスのリスト
Lookerインスタンスからだと、管理者 > プラットフォーム > 操作から確認することができます。(ドキュメントには「アクション」と書いてありますが、実際には「操作」です。)
こちらの方がアイコンもあるので個人的には見やすいかなと思ってます。
上の図の右に「Enable」というボタンがあるので、このボタンをクリックすると設定画面が出てきます。
アクションで使用するLookMLモデルの構成
アクションの中にはtagsパラメータでクエリ内のどのフィールドが該当のフィールドなのかを事前にを定義しておく必要のあるものがあります。
tagパラメータが必要かどうかは、Looker管理画面のアクション一覧から確認することができます。(下図)
上図のHubspotではhubspot_company_id
というタグ付けをしてあげる必要があります。
こんな感じですね。
dimension: conpany_id { tags: ["hubspot_company_id"] type: string sql: ${TABLE}.conpany_id
終わり
なぁなぁで使っていたLookerアクションについてまとめました。Lookerアクションたくさん使うぞ〜〜!!