Looker BlocksのSource Blocksを試してみる #looker
Looker Advent Calendar 2019 12日目の記事です。
こんにちは、今回はLookerで用意されている便利なLooker Blocks™にあるSource Blocksの Redshift Optimization by AWS を試してみたいと思います。
Looker Blocks™の種類
Looker Blocks™は現時点では以下のように大きく6つのカテゴリに分けて公開されています。今回はそのうちのSource Blocksを使ってみます。
たくさん公開されていますが、 Source Blocks 内にある Redshift Optimization by AWS をクリックします。
See the Code をクリックして詳細を表示します。
Git のページに遷移しますので、コードをダウンロードします。
zip を展開すると下記ファイル群を確認できます。
Looker プロジェクトを作成
Looker の develop メニューから LookML プロジェクト管理のプルダウンメニューを選択します。
新しい Looker プロジェクトを作成するので、 New LookML Project をクリックします。
プロジェクト作成時に Git 連携もできるようですが、ここは Blank Project で作ってみます。
Create Project をクリックすると下記のように空白プロジェクトができます。 まずはGit 連携の設定をします。
任意の Repository URL を指定して、 Git 連携の設定を完了させます。
Git の連携設定が完了すると下記画面のようになります。
先ほど展開したファイルを Look ML に取り込む。
ファイルを Drag & Drop して1ファイルづつ Save して登録しました。 直接 Clone Public Git Repository で LookML Project 作った方が楽なのかもしれませんが、今回はアナログで。
Redshift 側の前準備
Lookerからアクセスするための前準備が記載されたドキュメントがあるのでそこを見て必要な設定をします。
- Looker用のユーザを作成する
- 必要なテーブルに対して select 権限を付与する
- テンポラリ用のスキーマを作成する
- search_path の設定をする
前準備が完成したら次は Connections の設定を実施します。
Redshift への接続設定
Looker のAdminメニューにある Connections をクリックして接続設定を完了させます。
Test These Settings をクリックして接続できるかの確認をします。
テンプレートを修正
ダウンロードしたテンプレートで接続データソース等を自身の環境に合わせて書き換える必要がありますので、その対応をします。
dashboard ファイルを選択してどんな感じで表示されるかを確認
まずは redshift_performance.dashboard を見てみたいと思います。
しばらくすると下記のようにダッシュボードの中身が表示されることが確認できました。
このダッシュボードを Browse メニューから見れるように自身のダッシュボードに追加します。
ダッシュボードから Explore From Here もしくはタイトルのリンクをクリックしてExploreします。
あとは自分好みに編集して保存しておくとタイルの再利用も容易になるので便利ですね。
まとめ
Looker用にさまざまなSaaSサービスやDWHのテンプレートが公開されているので一から作る必要もなく、公開されているテンプレートを引用し容易に自社用にカスタマイズ且つ効率よくダッシュボードの提供が可能となるのは非常に魅力的ですね。