LookerのプロジェクトをGitリポジトリと連携する(Bare Gitリポジトリを使う) #looker

2019.10.08

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

小ネタです。

Lookerではプロジェクトを進めていくに際して『Gitリポジトリへの登録・管理』が可能となっています。ですが状況によっては今すぐGitリポジトリを用意出来ないよ!という状況もあるかもしれません。手が青い時もあれば赤い時もある *1かもしれません。

Lookerでは、そんな時に利用出来るGit連携の手段があります。それが当エントリで紹介する『Bare Git Repository』での連携です。この手法を使うと、リモートリポジトリを使用するのではなく、ローカルGitリポジトリが作成されます。各プロジェクトが、Lookerサーバー(ここでいう"Lookerサーバー"はLookerがホストする環境となります)の個別のフォルダーに保存される形で、連携が利用出来るようになります。

『Bare Gitリポジトリ』を使ったLookMLプロジェクトのGit連携方法

では設定方法です。プロジェクト作成後、設定の[Configure Git]を押下。

また、切り替えたい場合であれはメニューの[Project Settings]を選択し、

[Reset Configuration]を押下して進めます。

[Configure Git]の設定画面にて、[Set up a bare repository instead]というリンクがあるのでこれをクリック。

[Create Repository]を押下すればサクッと作れます。

出来上がり!

Bare Git Repositoryを使ったGit連携が無事完了しました。

ちなみに、既存設定を切り替える形で今回のこの『Bare Git Repository』でのGit連携を試そうとしたところ、以下の様なエラーで作成出来ませんでした。この連携を使う場合は、(設定時の)『プロジェクトの有るべき姿』が定められているようです。この点についてはお気をつけください。

まとめ

という訳で、LookerにおけるGitリポジトリ連携方法の1つ、『Bare Gitリポジトリ』を用いた連携に関する内容のご紹介でした。途中警告文の形で表記されていましたが、Lookerでは任意のホストされた環境でのGitリポジトリとの連携を推奨しています。当エントリで紹介した内容は一時的な手段に留めておき、ちゃんとしたリポジトリが用意出来たらそちらに切り替える形でLookMLプロジェクトのコードを管理して頂ければと思います。

脚注