Looker 新機能紹介:v6.24 – キュレーション検索 #looker
Lookerでは、比較的早いサイクルで機能リリースが行われています(マイナーバージョン単位で、1.5ヶ月に1回くらいのペース感覚)。リリースノートの情報については、下記ページに履歴の形で適宜追記・公開されています。
当エントリでは、リリースバージョン『6.24』で発表された機能の1つ『キュレーション検索』について内容をご紹介したいと思います。
- Looker 6.24 リリースノート - コミュニティフォーラム (Japanese) / ニュースと告知 - Looker Community
- Looker 6.24 Release Notes - News / Release Notes - Looker Community
『キュレーション検索』とは
この『キュレーション検索』機能は、ユーザーに関連性が最も高いと思われるコンテンツに検索を絞り込む機能です。この機能は、所定のバージョンに上がったタイミングで自動的に有効となっています。管理者による設定変更で無効にすることも可能です。
この設定を有効にすると、検索対象の範囲が以下に含まれるコンテンツに絞り込まれます。結果として『他のユーザーの個人フォルダーにのみ存在するコンテンツ』が除外される形となります。
- 共有フォルダ
- 個人用のフォルダ
- ボード
機能を試してみます。右上のメニューにある虫眼鏡アイコンをクリックすると、以下の様に検索窓が表示されます。ウインドウ左下に『Curated Search』という要素が増えており、またチェックも有効になっている事が確認出来ます。
任意のキーワードを入力して検索。この時点では何もLookは出てきていません。対象範囲となっているフォルダにキーワードに合致するものは存在していないからです。設定ファイル系については検索に引っ掛かっていますが、これはコードとしてプロダクション環境にプッシュされた=共有フォルダ的な扱いのところに格納された、という理解で合っているのでしょうか?(ちょっと気になる)
『Curated Search』のチェックを無効にしてみます。すると、その他のユーザーによって作成されたLookが検索結果に表示されるようになりました。チェックを無効にする事で、検査範囲から外れていた『他のユーザーの個人フォルダーにのみ存在するコンテンツ』が引っ掛かるようになったことによります。
まとめ
という訳で、Lookerコンテンツの検索範囲を切り替える事が出来る「キュレーション検索」のご紹介でした。
設定1つのOn/Offで切り替えが出来るこちらの機能を使うことで、ユーザーエクスペリエンスが更に向上することと思います。うまく使い分けていきたいところですね!