新しくデザインされたIDE『オブジェクトブラウザ』でLookMLの編集や操作がとても便利になりました #looker
先日リリースされたLookerバージョン7.12では、「オブジェクトブラウザパネル」のリリースがなされました。LookMLの編集や操作を行う上での助けとなるUIやメニューが盛り込まれている機能となるようです。
当エントリでは、その内容について紹介していきたいと思います。
目次
設定の有効化
この機能は、管理者メニューより[Labs]を選択し『Object Browser』のチェックボックスを有効化することで有効となります。
利用出来る機能
上記設定を有効にすると、LookML編集画面左横のメニューに"方位磁石"アイコンが表示されるようになります。このアイコンを選択すると、オブジェクトブラウザ(Object Browser)のUIが表示され、各種機能が利用出来るようになります。
プロジェクト内のオブジェクト表示
このモードでは、プロジェクトで定義されたモデル、エクスプローラ、ビュー、フィールド等がオブジェクト階層やオブジェクトの種類と合わせて表示されます。オブジェクトは種類別にグループ化され、アルファベット順にソートされます。オブジェクトの一覧を展開または折り畳んだり、階層の表示・非表示を切り替えることも可能です。
オブジェクトの『種類(Type)』を表示
オブジェクトブラウザでは、以下のオブジェクトの『種類(Type)』をその内容毎に分けて表示します。
- モデル(Models)
- エクスプローラ(Explores)
- ビュー(Views)
- ディメンション(Dimensions)
- ディメンショングループ(Dimension Groups)
- メジャー(Measures)
- フィルタ(Filters)
- パラメータ(Parameters)
オブジェクト選択で該当するLookML定義に移動
対象の項目を選択すると、自動で対応するLookML定義の箇所をブラウザで開き遷移までしてくれます。
その他
その他、オブジェクトブラウザパネルでは以下の様な表示にも対応しています。
- インポートしたオブジェクトの表示
- 拡張した(Extended)オブジェクトの表示
- 洗練された(Refined)オブジェクトの表示
まとめ
というわけで、Looker 7の新機能『オブジェクトブラウザ』の紹介でした。
LookerはUIも改良が重ねられて更に使い易さが向上しています。良いものはどんどん取り込んで分析作業を加速させていきたいところですね!