[Looker21.8新機能] 直感的な操作でAPIの実装をサポートする”API Explorer”を試してみた #looker

2021.05.17

さがらです。

つい先日、Lookerの最新バージョン21.8の情報が公開されました。

この中でAPI Explorerという、GUI上の直感的な操作で必要なAPIのコードを任意の言語で出力出来る機能が追加されることが説明されています。 実はこちらの機能、21.8のリリース前なのですがLooker Marketplaceを介して使用可能な状況となっています!

ということで早速試してみましたので、本ブログで簡単に紹介したいと思います。

注意点

Looker Explorerは、2021/5/17時点ではBETA版です。 今後のアップデートで仕様が変更となる所もあるかと思いますので、随時最新情報を確認するようにしてください。

API Explorer前準備

まずAPI Explorerをどうやって使うのか、必要な準備について説明します。

API ExplorerはLooker Marketplaceを介して提供されており、Marketplaceのページを開くと、下図のようにAPI Explorerが表示されているかと思います。

こちらを押すと、下図のようにAPI Explorerのページに移動するかと思います。ここで、赤枠内の「Install」を押せば、API Explorerのインストールが出来ます。

インストールが完了しましたら「Open」を押すことで、「Applications&Tools」の画面に移動するのでこちらでも「API Explorer」を押すことで、API Explorerが立ち上がります。

API Explorer試してみる

早速、API Explorerを試してみましょう! こちらのエントリと同じ様に、あるLookからデータを取得するRun Lookというコマンドについて試してみたいと思います。

1.使用したいコマンドについて調べてみる

では、API Explorerを使って使用したいコマンドRun Lookについて調べてみましょう。

API Explorerの画面左上に検索ウインドウがあります。こちらに任意の単語を入れると、該当するAPIコマンドが一覧で表示されるようになっています。

続いて、検索一覧からRun Lookを押してみます。すると、Run Lookに関する詳細ページに移動します。

まず一番上には、従来のAPIの公式Docと同じ様にオプションの説明があります。

少し下にスクロールすると、選択しているプログラミング言語に応じて、このコマンドを実行するためのサンプルコードが記載されています。

ちなみに、先程はPythonを選択していましたが、他の言語を選択すると、このサンプルコードも瞬時に切り替わります。

この選択したプログラミング言語に応じたサンプルコード表示は、従来のAPIの公式Docにはなかった内容です!これまではGithubのリポジトリ等から関連するコードを探すしかありませんでした。

また、更に下にスクロールすると、関連するサンプルコードへのリンク一覧も併記されています。これも便利ですよね!

2.選択したコマンドをテスト実行してみる

続いて、選択したコマンドのテスト実行をしてみたいと思います。

コマンドを選択後、右上にあるRun Itを押してみます。

すると、下図のように画面右側に区切られた形で黒塗りの画面が表示されます。

この画面では従来のAPI Docと同じ様に、パラメータを入れることでテスト実行できるようになっています。

必要なパラメータを設定して、一番下のRunを押してみます。

すると、Responseタブに自動で切り替わり、設定したパラメータに応じた結果が表示されます。

加えて、このAPI Explorerではなんと、設定したパラメータを適用させた、各種プログラミング言語のサンプルコードの表示にも対応しています。

実際にCodeタブを押してみると、設定したパラメータが適用されたPythonのサンプルコードが表示されました!

また、こちらも言語を切り替えることで、瞬時にサンプルコードも切り替えることが可能です。

こういったようにAPI Explorerを使うことで、各種プログラミング言語に対応したサンプルコードをすぐ表示してくれるので、各種プログラミング言語のLooker API SDKを用いた開発がよりスムーズになると思います!

必要なパラメータを入れるだけで実際に使用できるコードが生成されるので、都度調べながらじゃないとコードを書けない自分のような人間にはとてもありがたい機能です!笑

最後に

LookerはAPIを介すことで、Lookerで定義したデータモデルに対して直接アクセスしてデータの取得が出来るようになります。つまり、ただのBIツールではない、統合的なデータプラットフォームとして使用できる、ということになります。(Lookerはデータカタログ的な機能もありますからね。)

これにより、Looker以外のツールやシステムから参照したり、機械学習の学習データに使用したり、ということが可能になります。

しかし、APIと聞くとどうしてもハードルが高くなってしまい、実際に手をつけられているユーザーはごく一部なのではないでしょうか。

今回リリースされたAPI Explorerは、LookerのAPIをより身近なものとするアップデートだと思います。

このAPI Explorerを取っ掛かりとして、LookMLで頑張って定義したデータモデルをダッシュボード構築だけでなく他の用途でも活用することに取り組んでみてはいかがでしょうか!