[小ネタ]M5StackシリーズのUSBドライバーについて調べてみた
はじめに
データアナリティクス事業本部の藤川です。
購入したばかりのM5Stackを使おうとして、ちょっとハマってしまいました。
M5Stackシリーズ本体をPC(Windows/macOS/Linux)にUSB接続する際に、PC側にUSBドライバーをインストールしなければならないのですが、USBドライバーが複数あるのです!知らなかったぁ。orz
M5GO、M5Paper、M5Stack Core2を所有しているので、新たにドライバーを入れる必要はないだろうと考えていました。いつものように、購入したばかりのM5Stack ATOM Lite(以下、ATOM Lite)をPCにUSB接続したのですが、認識されず...。
公式サイトにも、ATOM Liteの場合は、どのUSBドライバーをインストールする必要があるという記載は見つけられませんでした。
という訳で、調べてみました。
M5StackシリーズのUSBドライバー
M5StackシリーズのUSBドライバーは、公式サイトからダウンロードできます。公式サイトでは、次の3種類のUSBドライバーが提供されています。(記事執筆時点)
- CP210x or CP2104
- FTDI driver
- SR9900
USBドライバー
記事執筆時点における現行製品について調べてみました。
COREシリーズを始めとする多くの製品では、USBチップにCP210x or CP2104
が採用されています。
一部製品の製品紹介ページには、USB Drive problems
というタイトルで注意書きがありました。本文には、
UnitV/M5StickV/M5StickC/ATOMは、一部のシステムでドライバーなしでは機能しない場合がある。 FTDI driverをインストールして、この問題を解決できる。
とあります。
USBドライバー | シリーズ/製品名 |
---|---|
CP210x or CP2104 | COREシリーズ: M5Core2, Core2 for AWS, BASIC, GRAY, FIRE, M5GO STICKシリーズ: M5StickT2 ATOMシリーズ: ATOM ECHO E-PAPERシリーズ: CoreInk, M5Paper, M5Paper v1.1 |
FTDI driver | STICKシリーズ: M5StickC PLUS, M5StickC ATOMシリーズ: ATOM Lite, ATOM Matrix |
SR9900 | UNITシリーズ: UnitV |
さいごに
これを言ってしまうと元も子もありませんが、M5Stackのヘビーユーザーは3種類ともUSBドライバーをインストールしておくのが良さそうです...。