MongoDB as a Service:MongoDB Atlas に無料プランが登場しました!

MongoDB as a Service:MongoDB Atlas に無料プランが登場しました!

Clock Icon2017.03.09

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こんにちは、菊池です。

AWSで稼働するMongoDBのマネージドサービス、MongoDB Atlasに利用料無料のFreeプランが登場しました!

mongodb-atlas-free01

MongoDB Atlasについては過去の記事も参照ください。

MongoDB Atlas:Freeプラン

これまで、最小のインスタンスでも$0.08/時間の利用料が発生していましたが、Freeプランでは一切のコスト無しで起動することが可能です。

スペックと機能

Freeプランのスペックと利用可能な機能は以下の通りです。

  • 512MBのストレージ
  • メモリは共有
  • 3ノードのレプリカセット
  • SSL/TLS暗号化
  • 認証
  • アップデート
  • モニタリングとアラート
  • 管理APIの利用

制限事項

一方で、MongoDB Atlasで提供される以下のような機能は利用できません。また、起動できるクラスターもアカウント内に設定するグループごとに1つまでです。

  • リージョンの選択
  • 5ノード以上のレプリカセット
  • シャーディング
  • バックアップとリカバリ
  • VPCピアリング

使ってみた

早速使ってみました。

M0というFREEのインスタンスサイズが選択可能になっています。

mongodb-atlas-free02

こちらを選択すると、AWSリージョンは選択不可能になります。

他にも、レプリカセットは3ノード固定で、シャーディング、バックアップも選択できません。

mongodb-atlas-free03

起動すると、これまでのノードと同様に利用可能でした。

mongodb-atlas-free04

また、リージョンが指定できませんでしたので、エンドポイントのIPアドレスからどのAWSリージョンで起動しているのか調べてみました。各リージョンで利用されているPublic IPのCIDRは、下記APIから取得可能です。

https://ip-ranges.amazonaws.com/ip-ranges.json

エンドポイントのIPをDNSに問い合わせると 34.200.xxx.xxx でしたので、このクラスタはus-east-1:バージニアリージョンで起動しているようです。(各リージョンのIPレンジは変更されることがありますので、あくまで検証時の結果です)起動のたびにリージョンが変わるのかは若干気になるところです。

まとめ

FREEプランが登場したことで、料金を気にせずにMongoDBを利用することができるようになりました。このプランでは、1クラスタのみであれば現時点で時間の制限もなく利用が可能です。

ちょっとしたテストや検証をする際には非常にありがたいプランですので、どんどん利用していきたいと思います!

 

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