【書評】英語多読におすすめ 『MORE FEARLESS CHANGE』

英語の多読教材として、新しい本ではないのですが、書籍『MORE FEARLESS CHANGE』を紹介します。
2020.07.27

こんにちは、hagiwara です。
英語の多読教材として、新しい本ではないのですが、書籍『MORE FEARLESS CHANGE』を紹介します。

『MORE FEARLESS CHANGE』とは

『Fearless Change アジャイルに効く アイデアを組織に広めるための48のパターン』をご存じの方は多いと思います。 この本は、その原著『Fearless Change』の改訂版のような本になります。著者も前作と同じ Mary Lynn Manns, Ph.D. 、Linda Rising, Ph.D. のお二人です。

内容は、訳本タイトル通り、アイデアを組織に広めるためのパターン集です。 前作の内容を加筆修正した The Original Patterns (48個) に加えて、New Patterns (15個) が記載されています。

前作の続編と勘違いしがちですが、それよりも、第2版というイメージのほうが近いと思います。 書籍の冒頭にも、続編ではないので前作を読んでなくていいと記載されています。 技術本は最新版だけ読むと思うので、同じ感じでしょうか。自分は前作を読んだ後だったので、これに気づいた時はちょっとショックでした。。

今回は英語の教材という観点からおすすめしますが、そうでなくても、単純に内容がもとてもおもしろいと思います。 個人的には、アイデアを広めることや組織ということに限らず、普段の業務や生活に役立つTips集のようだと思っています。 たとえば、「celebrate even small successes」(小さな成功でもお祝いしよう) といった感じです。

おすすめポイント

章が短い

1パターンが6ページほどで短いため、空き時間で読むことができ、読み始めるハードルがとても低いです。

フォーマットがある

各章が以下のようなフォーマットに沿っているため、どこに何が記載されているか予め把握しながら読むことができるので、とても理解しやすいです。

  • Opening Story
  • Summary
  • Context
  • Problem
  • Forces
  • Essence of the Solution
  • More on the Solution
  • Resulting Context
  • Known Uses

英語がわかりやすい

英語の記述自体がとてもシンプルでわかりやすいと思います。短いストーリーも多いのですが、小説ほど難解な表現がないと思うので、とてもわかり易いです。
Agile Japan などのカンファレンスで Linda Rising さんをご存知の方も多いと思いますが、本人の話す英語自体がとても理解しやすく、その影響もあるかもしれません。
(本当にすごく聞き取りやすいので、カンファレンス動画でリスニングを練習してもいいかもしれません。)

単純に面白い

繰り返しになりますが、内容が単純におもしろいです。普段の業務でよくあるシチュエーションだったり、明日から使えそうな Tips が満載で、飽きずに読むことができます。

追加されたパターン

Amazon の試し読みからも見れますが、以下の15パターンが追加になっています。

  • Accentuate the Positive
  • Concrete Action Plan
  • Easier Path
  • Elevator Pitch
  • Emotional Connection
  • Evolving Vision
  • Future Commitment
  • Go-To Person
  • Imagine That
  • Know Yourself
  • Low-Hanging Fruit
  • Myth Buster
  • Pick Your Battles
  • Town Hall Meeting
  • Wake-up Call

まとめ

英語の書籍、『MORE FEARLESS CHANGE』を紹介させていただきました。
『FEARLESS CHANGE』ではなく『MORE FEARLESS CHANGE』です。 とてもわかり易いし、新しいパターンも追加されているので、日本語版を読んだ方も、是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

他にも読みたいという方は、Customer Interaction Patterns をどうそ。