[アップデート]AWS IoT Core が新しい Device Location 機能を発表しました

こんにちは、おおはしりきたけです。re:Invent2022がいよいよ始まります。

アップデートのサマリー情報

下記のリリースで発表されたように、遂に AWS IoT Core で Device Location 機能を発表されました!

上記What's Newの訳

AWS IoT Core Device Locationは、緯度・経度などの位置情報を利用してIoTデバイスを追跡・管理するための新機能です。AWS IoT Core Device Location」を利用することで、お客様はビジネスプロセスの最適化、メンテナンス作業の簡素化と自動化、そして新たなビジネスユースケースの開拓を実現することができます。

何が実現可能になるのか?

AWS IoT Core Device Location を使用して、サードパーティのSolversを使用して IoT デバイスの場所をテストすることができます。 Solversは、測定データを解決してデバイスの位置を推定する、サードパーティベンダーが提供するアルゴリズムです。デバイスの場所を特定することで、現場でデバイスを追跡およびデバッグして、問題のトラブルシューティングを行うことができます。

アップデートのサマリー情報

Location SolverとDevice Payload

AWS IoT Core Device Location は、次のLocation Solverをサポートしています。

  • Wi-Fi based solver
  • Cellular based solver
    • GSM
    • CDMA
    • WCDMA
    • TD-SCDMA
    • LTE
  • IP reverse lookup solver
  • GNSS solver

AWS IoT Core Device Locationの仕組み

AWSの公式ブログに、利用方法が記載されています。

次の手順は、AWS IoT Core デバイスの場所がどのように機能するかを示しています。図は公式からの引用となります。

  • ① 測定データの収集
    • お客様のデバイスの位置に関連する生の測定データを、まずデバイスから収集します。測定データは、JSONペイロードとして指定されます。
  • ②プロセス測定データ
    • 測定データを処理した、AWS IoT Core Device Locationは、Wi-Fi、セルラー、GNSSスキャン、IPアドレス情報の中から、使用する測定データを選択します。
  • ③Solverを選択
    • サードパーティのsolverは、測定データに基づいて選択されます。
    • 例えば、測定データにWi-FiとIPアドレスの情報が含まれている場合、Wi-Fi solverとIP reverse lookup solver選択します。
  • ④解決された位置情報を取得する
    • 位置情報の解決を依頼するAPIリクエストがSolverプロバイダーに送信されます
    • AWS IoT Core Device Locationは、Solverから推定されたジオロケーション情報を取得します。
  • ⑤解決済みの位置情報を選択
    • 解決された位置情報とその精度を比較し、AWS IoT Core Device Locationは最も精度の高いジオロケーション結果を選択します。
  • ⑥位置情報を出力
    • ジオロケーション情報は、GeoJSON ペイロードとして送信されます。
    • ペイロードには以下の情報が含まれます
      • WGS84
      • 地理座標:geo coordinates
      • 制度情報:accuracy information
      • 信頼度:confidence levels
      • タイムスタンプ
      • 解決された位置情報

利用できるリージョン

AWS IoT Core Device Location は、以下のリージョンで、本日から利用が可能です

  • 米国東部 (バージニア北部)
  • 米国西部 (オレゴン)
  • 欧州 (フランクフルト)
  • 欧州 (アイルランド)
  • アジアパシフィック (シドニー)
  • アジアパシフィック (東京)

最後に

AWS IoT Core Device Location を使用しようすることで、例えば、フィールドメンテナンスなどで常に位置情報があるデバイスの情報を入手することができ、メンテナンスアクションが必要なデバイスの場所を素早く特定することができます。これにより、メンテナンス作業を簡素化および自動化することができるようになり、より便利になっていくことが考えられます