
Amazon SageMaker AI のサーバーレスモデルカスタマイズ機能が発表されました #AWSreInvent
こんにちは、森田です。
re:Invent 2025 の Keynote で Amazon SageMaker AI のサーバーレスモデルカスタマイズ機能が発表されました。
サーバーレスモデルカスタマイズ機能とは
従来、SageMaker AIでモデルのカスタマイズを行う際は、使用するコンピューティングリソース(インスタンスタイプなど)を事前に選択する必要がありました。
一方で、本機能ではベースモデルとカスタマイズ手法を選択するだけで、カスタムモデルの学習を開始できます。
コンピューティングリソースは、モデルサイズとデータサイズに基づいて、AWSがマネージドにプロビジョニングするため、リソース選定が不要となります。
また、デプロイ先については、Bedrockを利用することができます。
Bedrockでは、以前よりモデルインポート機能が提供されており、サーバレスにカスタムモデルでの推論が可能となります。
利用可能なリージョン
- 米国東部(バージニア北部)
- 米国西部(オレゴン)
- アジアパシフィック(東京)
- 欧州(アイルランド)
料金
トレーニング時と推論時に処理されたトークンに応じた従量課金となっており、利用した分だけお支払いいただく形です。
詳細は以下の料金ページをご確認ください。
さいごに
Amazon SageMaker AIでのモデル開発において、リソース選定は障壁となるケースが多いため、この機能を利用することでより手軽にモデル開発ができるようになります。
特にPoCなど迅速なモデル開発を進めたいケースにおいて、非常に有用な機能ですね。






