はじめに
データアナリティクス事業本部のおざわです。
最近は普段のメモにNotionを使用しています。ただ、たまによいアイデアを思いついても、Notionを開いてアイデア登録用のページに移動している間に肝心のアイデアを忘れてしまうことがあります。今回は、脳みそからアイデアが消え去る前にメモを残すため、RaycastとNotionのデータベースを連携させてみました。
Raycastについてご存知ない方は、こちらの記事をご参照ください。
連携方法
RaycastとNotionの連携には、Notionにデータベースを作成してから、RaycastのNotion拡張のインストールと権限の設定を行います。
データベースの作成
Notionにデータベースがない場合は作成します。
今回は新規作成してIdeaInboxという名前をつけました。
Raycastから投稿する際、データベースのプロパティが追加項目として表示されますので、なにか設定したいものがあればこの時点で追加するとよいと思います。私は忘れない程度のメモだけ残したかったので「担当者」といった不要なプロパティを削除しました。
Raycast Extensionsの設定
Raycastの設定画面からExtensionsに移動して「Notion」で検索します。
まだNotion拡張が入っていなければ「+」ボタンをクリックして「Install From Store」から拡張のインストールを行ってください。
インストールできたら以下のような画面になります。
次にRaycastを起動します。
「Notion」と検索して、候補から「Create Database Page」をクリックします。
「Sign in with Notion」のボタンをクリックすると以下の設定画面ができます。
「ページを選択する」をクリックしてください。
使用するデータベースを選んで「アクセスを許可する」をクリックします。
ダイアログが表示されたら「Raycastを開く」をクリックします。
以上で設定完了です。
使ってみる
Raycastで「Create Database Page」を選択すると下のようなダイアログが出てきます。データベースでプロパティを設定するとこの画面に項目が表示されてきます。
「名前（Title）」を入力して「Command + エンターキー」を叩くとデータベースに登録されます。
おわりに
RaycastとNotionを連携したことで、簡単にアイデアをメモできるようになりました。できればデータベースの選択もすっ飛ばしてメモできると更にうれしいので、今度はScript commandsを使ってカスタマイズしてみたいと思います。
以上です。
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