アウトプット手段の一つとしての Zenn Book

アウトプット手段の一つとしての Zenn Book

Clock Icon2022.05.17

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こんにちわ。従業員体験( EX ) の向上がミッションのエンジニアリング統括室に所属しているてぃーびーです。
本日、個人活動として「 ITエンジニア採用入門 」という Zenn Book を公開しました。
以前にも「 タスクばらし入門 」「 作業手順書入門 」という Zenn Book を公開していまして、アウトプット手段としての Zenn Book について、どういったときに利用しているか、どのように執筆しているかについてまとめます。

Zenn Book を選ぶとき

特定のテーマに関して単発ではなく、ひとまとまりの情報を発信したいとき、ブログではなく Zenn Book を選んでいます。

執筆

以下のように執筆時を進めています。
  1. テーマの決定
  2. アウトライン( Chapter 単位 )の決定
  3. 個別の Chapter の執筆
    1. Chapter 内の見出しのアウトラインを執筆
    2. 個別の見出しを執筆
  4. 推敲
  5. 校正・校閲(レビュー)
  6. 公開

※執筆, 推敲過程で後から必要性に気づいた Chapter を追加することもある

校正・校閲

「タスクばらし入門」「作業手順書入門」については、さほどボリュームが大きくないため他の人による校正・校閲はしませんでした。
「ITエンジニア採用入門」は6万字弱あるため、ペルソナに当たる方々にレビューをお願いしました。
  • 採用担当者 2 名
  • 採用に関わる開発者 1 名
  • 組織開発に関わる担当者 1 名
非同期で個別に指摘をいただき、必要な修正を適用して公開しています。非同期で指摘をもらったあと、細かなニュアンスをすり合わせたほうがいい点については同期でオンラインミーティングも1回実施しました。

まとめ

任意のテーマに対してひとかたまりのアウトプットをする際に、商業書籍や技術同人誌を書くほどではないけど何らかの方法でアウトプットをしたい、というときに Zenn Book は手軽な選択肢でとてもありがたいです。昔、 RuboCop に関して Qiita で多くの記事を書いていましたが、当時 Zenn Book があれば Book としてまとめただろうな、と思います。
今回特に実感したのが、情報がひとまとまりで体系化されて提供されることの価値です。私は普段から継続してアウトプットをしていて、今回の ITエンジニア採用入門 の内容も、日々のアウトプットで発信済みの内容が多いです。しかし、採用全体に関して個々の情報をまとめたことによって、読み手の需要に合致したようで多くの方の目にとまったようです。
ちなみに Zenn Book は自社プロダクトなのですが、特に自社プロダクトだから選んでるわけではなく、目的に適しているから選びました。

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