Snowflakeの上位認定資格「SnowPro Advanced: Architect」に合格するまでの道のり #SnowflakeDB
こんにちは!DA(データアナリティクス)事業本部 インテグレーション部の大高です。
本日、Snowflakeの上位認定資格「SnowPro Advanced: Architect」に合格してきました!
せっかくなので、試験対策として実施したことをまとめておきたいと思います。
SnowPro Advanced: Architect とは?
「SnowPro Advanced: Architect」Snowflake社による認定資格のうち、「SnowPro Core」の上位資格となります。なお、上位資格としては以下が存在します。
- SnowPro Advanced: Architect
- SnowPro Advanced: Database Administrator
- SnowPro Advanced: Data Engineer
- SnowPro Advanced: Data Scientist
- SnowPro Advanced: Data Analys
このうち、2021/03/29時点でWebassessorから申し込みができるのは、「SnowPro Advanced: Architect」と「SnowPro Advanced: Data Engineer」となり、Data Engineerの方はまだBetaテストのようです。
試験は60問の選択式(単一選択 or 複数選択)となっており、Webassessorによるオンライン試験、または、Kryterionテストセンターでの受験が可能です。(私は秋葉原のテストセンターで受験してきました)
言語は現時点では英語のみが提供されており、試験時間と合格ラインは90分で70%以上となります。
【注】現時点での条件となりますので、この条件は将来的に変更される可能性があります。
なお、この資格は上位資格となるので受験の前提条件として、SnowPro Coreの認定が必要となります。詳細についてはこちらの公式サイトをご覧ください。
また、「SnowPro Core」については以前に以下の記事を書きましたので、こちらもご参照ください。
試験の申し込み
申し込みは下記のページから申し込みができます。「Register for an Exam」から「SnowPro Advanced: Architect Certification」のテストセンター受験用「SnowPro Advanced: Architect Certification Exam_Kryterion Testing Center」を申し込みました。受験料は「375 USD」でした。
申し込み後は「My Assessments」タブに、申し込んだ試験が表示されます。スケジュールの変更をしたい場合には、ここから調整もできます。
試験対策で役立ったこと
試験対策で役立ったことは以下のとおりです。
試験ガイド
公式の資格ページからリンクが張られている試験ガイドです。このガイドの「EXAM TOPICS」は、抑える必要があるので必読の資料となります。ここに記載されている範囲を片っ端から抑え、可能な限り実際に手を動かして試すと良いかと思います。
なお、トピックによっては実際に試すのが難しい場合もあると思います。その場合には、公式のドキュメントがとても素晴らしいので、穴の開くまで読み込みましょう。こちらは日本語版もあるので頭に入れやすいです。
SnowPro Certification Study Guide
こちらも公式の資格ページからリンクが張られている試験ガイドです。MindTickle上にあるので、アカウントが無い場合は作成しましょう。
こちらでは、抑えるべきポイントについての資料や動画へのリンクがまとまっていますので、学習にとても役立ちます。こちらも要チェックな資料です。
公式トレーニングの受講
SnowPro Coreの受験前に受けたSnowflake社が開催するオンサイトのトレーニング「Fundamentals Course」ですが、こちらの内容が抜群に良かったです。(Seeling先生、本当にありがとうございました!)
有償トレーニングとなりますが、公式のトレーニングはおすすめできます。
特に、当時Fundamentalsのトレーニングにも関わらず、割とAdvancedなトピックにも触れていただいたので、その知識が今回も役に立ちました。
また、こちらは受けていないのですが「Snowflake Advanced Training」というトレーニングも用意されているようです。
試験当日
わたしはテストセンター秋葉原昭和通り口で受験してきました。
会場までのアクセスは、案内メールに記載されているガイドの通りに行けば問題ありませんでした。ただ、若干入り口がわかりにくいので、事前にGoogle Mapで確認しておくと安心です。
また、受験申込時に送られてくるメールにあるとおり、受験前の同意書の記載の時に「認証コード」を書く必要があるので、当日は忘れないように気をつけましょう。
試験結果
試験結果は、受験終了後にすぐに画面に表示されます。わたしは 76/100(%)
でした。
70%
がボーダーなので、SnowPro Coreに続き、今回もギリギリでした。精進します!
試験時間は見直しをしても 約60/90(分)
で済んだので、若干余裕がありました。ただ、すべて英文なので英語が苦手な場合には事前に英語での公式ドキュメントを読んでおくなどの準備は必要そうです。
まとめ
以上、Snowflakeの上位認定資格「SnowPro Advanced: Architect」に合格するまでの道のりについてでした。
正直なところ、テスト範囲が割と経験が無い範囲が多くて あまり受かる気はしなかったのですが、その反面、知らない機能について実際に手を動かして色々と触れたことで良い経験となったと思います。
どなたかのお役に立てば幸いです。それでは!