[アップデート]EC2のm5a, r5aインスタンスで休止ができるようになりました!
EC2のM5aとR5aインスタンスで、休止(ハイバネーション)が行えるようになりました!
今までは以下のインスタンスファミリーでのみ、インスタンスの休止をサポートしていました。
- C3、C4、C5、M3、M4、M5、R3、R4、R5、および T2
このインスタンスタイプに、新しくM5aとR5aが追加されました!
試してみた
AMIの選択
AMIに Amazon Linux 2 (ami-0cc75a8978fbbc969) を選択します。
インスタンスタイプの選択
今回インスタンスの休止をサポートした、 m5a.large を選択します。
インスタンスの設定
休止に対応したAMIとインスタンスタイプを選択すると、停止-休止動作のチェックボックスが追加されるため、それにチェックします。
ストレージの追加
休止機能を利用するには、ルートボリュームが暗号化されている必要があります。
ボリュームをデフォルトの非暗号化状態のままにすると、次のキャプチャーのように、警告メッセージが表示されます。
また、休止の前提条件として、ルートボリュームがRAMの内容等が保存可能な容量である必要があります。そのため、ルートボリュームのサイズをRAMよりはある程度大きいサイズにしておきます。
残りのステップはいつもどおりEC2を作成します。
休止(ハイバネーション)の実行
休止を有効にして起動したインスタンスの状態を確認すると、「停止 - 休止」が選択できるようになっています。
休止(ハイバネーション)からの再開
休止したインスタンスを再開するには、インスタンスの状態で「再開」を選択して、再開することができます。
終わりに
m5やr5インスタンスよりちょっとお安く使えるm5aとr5aでも休止(ハイバネーション)機能が使えるようになったことで、インスタンスタイプの選択の幅が広がったと思います。