心身の健康と仕事のパフォーマンス
2024.02.27
こんにちわ。組織開発がミッションの人事グループ・組織開発室に所属しているてぃーびーです。
仕事をするのは人間であり、人間は心身が健康なときに最大のパフォーマンスを発揮します。
逆に言うと心身が不調な場合、パフォーマンスが低下することになります。
そこで今回はアブセンティーズムとプレゼンティーズムを紹介します。
アブセンティーズムとは?
アブセンティーズム(Absenteeism)とは、従業員が病気、怪我、個人的な問題などの理由で計画されていない欠勤をすることを指します。企業にとって、アブセンティーズムは生産性の低下、労働コストの増加、他の従業員への負担増加など、様々な問題を引き起こす可能性があります。
プレゼンティーズムとは?
プレゼンティーズム(Presenteeism)とは、従業員が体調不良や心理的ストレスなどの理由で仕事のパフォーマンスが低下しているにもかかわらず、職場に出勤している状態を指します。企業にとって、プレゼンティーズムは、従業員の健康問題が原因で生産性が低下することにより、組織にとっても大きな損失となり得ます。
アブセンティーズムやプレゼンティーイズムの対策
会社として実施できる対策
会社として実施できる対策としては以下のようなものがあります。
健康支援プログラムの提供
従業員の健康をサポートするプログラム(健康診断、メンタルヘルスケアなど)を提供する。
柔軟な勤務体制の導入
リモートワークやフレックスタイム制など、従業員が仕事と私生活を両立しやすい勤務体制を整備する。
個別のマネジメントで実施できる対策
個別のマネジメントで実施できる対策としては以下のようなものがあります。
職場環境の改善
ストレスの少ない職場環境を作るために、人間関係の改善や仕事のやりがいを高める取り組みを行う。
業務負荷の制御
継続的に業務負荷が高くになりすぎないような稼働管理を行う。
アブセンティーズムやプレゼンティーイズムの先行指標
アブセンティーズムやプレゼンティーイズムの兆候となる先行指標には以下のようなものがあります。
- 欠勤率
- 平均残業時間
- 離職率
- ストレスチェックのアンケートの結果
- エンゲージメントサーベイの結果
こういった内容をウォッチしつつ心身が不調になっている人の増加傾向や改善傾向を掴みましょう。
まとめ
アブセンティーズムとプレゼンティーズムを紹介しました。
心身ともに健康に保ち、パフォーマンスを高めましょう。