EC / CRMプラットフォーム prismatix を支える組織の構成とは?

クラスメソッドの新規事業prismatix(プリズマティクス)を担うprismatix事業部は非常に多くの職能から構成されています。その構成について紹介します。
2022.04.22

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prismatix事業部は「prismatix」という新規事業を扱うため、一つの部署でありながら会社経営に必要な職能がほぼ揃っているという面白い構成になっています。

このエントリでは、prismatix事業部を構成するロールや各チームを紹介します。

ロール・チーム一覧

prismatixチーム構成

  • Dev
  • Kiban
  • SRE
  • CS (Customer Support)
  • 新規プロダクト開発
  • テンプレート開発
  • SI (System Integration)
  • コンサル・マーケ・営業
  • 業務改善
  • 情シス
  • 総務
  • ボード

Dev

prismatixの開発を行うチームで、一番の大所帯です。PjM(Project Manager)やPO(Product Owner)の他に、機能ライン毎にサブチームが分かれています。

  • 認証・認可チーム
    • OAuth 2.0 / OpenID Connect 1.0 の認証・認可機能の開発を行う
  • 注文・決済チーム
    • ショッピングカート、注文、決済、クーポン機能の開発を行う
  • 検索・保守チーム
    • ECサイト構築に必要な検索や会員、商品、ポイント、レビューなど多種多様な機能の開発を行う
  • イネイブリングチーム
    • 上記3チームの品質や開発効率向上に向けたサポートやスキルのインストールを行う
  • PjM (Project Manager)
    • 開発プロジェクトの舵取りと他チームとの交通整理などを行う
      • 現状 Devチームマネージャーが兼任中
  • PO (Product Owner)
    • prismatix開発における意思決定者
      • 各種の要望をどの順番で実現するかの決定権を持つ
        • ただし各ステークホルダーと相談はする

Kiban

prismatixは各顧客ごとにAWS環境を構築して提供しています。この非常に多くの環境の運用、監視、ならびにバージョンアップを始めとした各種構成変更を担っています。

SRE

prismatixの信頼性向上に加えてアプリケーション基盤の構造的問題解決やアーキテクトの役割を担っています。

将来的にはDevとKibanで分かれた職能を統合していく先駆けとなる役割も持っており、Dev/Kibanチーム双方とこまめにコラボレーションしています。

CS (Customer Support)

prismatixの顧客に相対し、導入支援やカスタマーサポート、さらにはプリセールスやフロント開発を行うSIベンダ側サポートも行います。

役割に応じて2つのサブチームがあります。

  • SA (Solution Architect) チーム
    • prismatixをよりよく使ってもらうためのソリューションの提案、導入支援を行う
  • CS (Customer Support) チーム
    • prismatixに関する問い合わせの窓口となるサポートデスクを担う

新規プロダクト開発

現在のサービスであるprismatixとは別ラインで、新規プロダクトの開発を探索的に行います。

ボードやコンサル・マーケ・営業と一緒に事業開発も実施しています。

テンプレート開発

prismatixは多くの汎用APIを持っていますが、反面使いこなすのが難しいという声をいただくことがあります。この問題を軽減するため、prismatixの使い方を示したテンプレートの開発を行います。

将来的には小規模なECサイトをほぼデザイン変更だけで構築できるよう、機能の追加や改善を行っています。

SI (System Integration)

prismatixを利用したフロント側システム開発を行うSIベンダの一員として開発を行います。

コンサル・マーケ・営業

ビジネスコンサルティングやprismatixを知っていただくためのマーケティング活動、ならびに各種媒体からのリードを元に商談に結びつけ、導入へとつなげていく営業活動を行います。

業務改善

ITIL (Information Technology Infrastructure Library) に準拠した「IT サービスマネジメント(ITSM)」を導入して業務プロセスの改善活動を行います。

ITILプロセスの適用に向けた検討やルール作成、そしてそれを実現するためのITSMツールの選定や設計、構築、運用などその範囲は多岐にわたります。

情シス

prismatixの開発・運用などがスムーズに流れるよう、バックオフィスとして各種の多種多様な業務を代わりに行います。

総務

情シスと同様、契約周りを始めとしたprismatixの経営に関わるあれこれを代わりに行います。

ボード

CEO、COO、CTOがビジネス・マネジメントを行います。

ボードメンバー|プリズマティクス株式会社

なお、CEOの濱野はバリバリのエンジニアでもあり、各種の技術的課題を自分で解決していたりもします。

また、CTOはクラスメソッド株式会社の社長である横田が兼任しています。

最後に

一つの事業を行うには、こんなにも多くの役割があるのかと、まとめてみて改めて感じました。

そして、事業を拡大するにはまだまだ組織も成長が必要です。

prismatix事業部では事業の成長を自分事としてともに取り組んでくれる仲間を絶賛大募集中です。

募集しているポジションについては下記のページよりご覧いただき、もし興味を持っていただけたらカジュアル面談も実施しておりますので、お気軽にお声がけください。

リクルート|プリズマティクス株式会社