2025 年 7 月 3 日時点で Q in QuickSight が東京リージョンで使えました
コーヒーが好きな emi です。
東京リージョンで QuickSight を操作していたところ、Q in QuickSight の機能であるトピックとデータストーリーが見えていました。
もしやと思い試してみたところ、東京リージョンで Q in QuickSight の自然言語による問い合わせ機能が使えましたので、やってみた様子を共有します。
日本時間 2025/7/3 15:20 時点で確認できたこと
- What's New with AWS? には載っていない
- 東京リージョンでトピックとデータストーリーが見える
- 東京リージョンでトピック作成と自然言語による Q&A ができる
- 東京リージョンでシナリオはまだ見えない
日本時間 2025/7/3 15:20 時点の Q in QuickSight サポートリージョン
- US East (N. Virginia) (us-east-1)
- US West (Oregon) (us-west-2)
- Asia Pacific (Mumbai) (ap-south-1)
- Asia Pacific (Sydney) (ap-southeast-2)
- Canada (Central) (ca-central-1)
- Europe (Frankfurt) (eu-central-1)
- Europe (Ireland) (eu-west-1)
- Europe (London) (eu-west-2)
- South America (São Paulo) (sa-east-1)
東京リージョンは明記されていません。
やってみた
ブログ冒頭にトピックの画面を貼りましたが、データストーリー(Data Stories)も東京リージョンで確認できました。シナリオはまだ見えないようです。
プロロールに変更
Q in QuickSight の利用にはプロロールが必要なので、現在の QuickSight ユーザーをプロロールに変更します。
プロロールに変更すると、月額固定で 250USD + プロロールユーザーの料金が発生しますので、十分注意してください。
管理者プロロールになりました。
Q in QuickSight 機能が操作できるか確認
プロロールに変更してすぐは、トピック作成ボタンが出てきませんでした。
ログイン・ログアウトしたり、ブラウザをリロードしたりを繰り返していると、トピックの作成ボタンが出てきました!!
データストーリーも、データストーリーの作成ボタンが出てきました!!
データセットの作成
データセットを準備します。以下ブログで使用した CSV ファイルをアップロードしてデータセットを作成しました。
保存して公開しておきます。
トピックの作成
新しいトピックを作成します。
先ほど作成したデータセット選択し、トピックを作成します。
トピックができました。
自然言語で Q&A する
トピックを開き、OPEN Q&A をクリックします。
Q&A の画面が右から生えてきます。推奨される英語の質問も表示されていますね。
日本語で問い合わせてみましょう。Q in QuickSight の機能は 2025/2/17 時点で一部日本語に対応しています。
おせんべいの総数で下位5つの課はなんですか?
結果が返ってきました!自然言語で Q&A 機能が使えます!
ただし、「課」 と聞いたのですが部署ごとの結果が返ってきています。
シノニムの設定で、osenbei
に おせんべい
、section
に 課
と追加してみましょう。
再度自然言語で質問します。
回答が返ってきました!今度は課ごとのおせんべいの枚数がちゃんと出ています。下位5課を聞いたのですが、全課の枚数がグラフで出ていますね。
おわりに
東京リージョンで Q in QuickSight の機能が見えたのでもしやと思いやってみたら動きました。
繰り返しますが、日本時間 2025/7/3 15:20 時点で正式なアップデートはまだ無いようです。やってみる場合は検証環境で、ご自身の責任においてお試しください。
正式なアップデートが出たら本ブログに追記します。
また、この検証のために Q in QuickSight を私の環境で有効化したので、今月中にデモをご希望の場合は私もしくは営業までお問い合わせください。
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参考