QuickSight Q を有効化し、新しくリリースされた自然言語による予測機能を試してみた

2022.11.30

いわさです。

現在開催中の re:Invent 2022 では新しい機能やサービスがどんどん登場しています。
QuickSight でもいくつか新機能が登場しており、以下の記事では QuickSight Q を使って予測結果を引き出すことが出来る新機能を速報で紹介しています。

本日は実際に QuickSight Q を有効化し自然言語での予測機能を使ってみました。

時系列っぽいデータを用意

このあたりは QuickSight の通常の分析の作成なので手順は割愛させて頂きますが、ここでは以下のようなシンプルな時系列データを用意しました。

Date,HogeNum,HogeNum2
2022-11-01,100,10
2022-11-02,100,10
:
2022-11-19,12800,10
2022-11-20,12900,10
2022-11-21,12900,10

徐々によくわからない数値が単純に増加しているだけなので私にも予測出来そうではありますが。

Q を有効化

さて、今回のアップデート機能は QuickSight で自然言語を使ってクエリを発行する QuickSight Q の機能なので、当然有効化が必要です。
また QuickSight Q は本日時点で東京リージョンでは利用出来ません。今回はバージニア北部あたりに作成してみましょう。

管理メニューから QuickSight Q アドオンの管理を選択し、バージニア北部を有効化します。
リージョンごとに大きめの月額料金が発生するのでご注意ください。

QuickSight Q が有効化されました。

クエリを発行する

次に自然言語でクエリを発行するのですが、まずトピックというものが必要です。
トピックは QuickSight Q で使われる、データセットに対するインデックスのようなオブジェクトです。

特定のトピックを対象に Q のコンソールを使って自然言語を伝える流れになります。

早速速報記事で紹介されていたようにShow me a forecast XXXを試してみます。

エラーになりました。データが不足しています。
上部を見て頂くと、自然言語に対して QuickSight Q がどういう解釈をしたのかがわかります。
ここでは Week でグルーピングしているので、数週間先の予測を出すためには過去データが少なすぎるという結果になっています。
ただし、上部の先頭には「Forecast」の文言が確認出来ます。これは機能自体は有効そうですね、期待が持てます。

ここで、日毎を示すようなワードを付け加えてみます。
そうすると解釈結果も Day でグルーピングするようになり、予測結果が表示されました。

文言でクエリを調整出来る

通常の Q と同様に時系列予測に関するパラメータを入力した自然言語テキストから解釈しているので色々と試すと Sum の対象を変更することも出来ました。
ドキュメント公開後にどこまでパラメータがサポートされているのか確認が必要ですが、通常の QuickSight の予測機能ではいくつかパラメータがあるのでそのあたりまでカバー出来ると嬉しい感じがしますね。

TRY Q では利用出来ない

QuickSight Q をサブスクリプションの購入なしで試すことが出来る「TRY Q」という機能があります。

こちらで試してみましたが、残念ながら本日時点では Why も Forecast もキーワードとしては認識されていませんでした。

さいごに

本日は QuickSight Q を有効化し、新しくリリースされた自然言語による予測機能を試してみました。

QuickSight Q 自体がまだ東京リージョンで対応していなかったり英語だったりということで日本ではまだ普及していない印象を勝手に持っています。
また、試してみるにも結構高額で躊躇しやすいサービスだと思います。
今回試してみた記事で操作感や柔軟性が少しでも伝わると良いなと思っています。