Amazon QuickSightで画面入力した値を参照線として表示する

Amazon QuickSightで画面入力した値を参照線として表示する

Clock Icon2024.05.02

データアナリティクス事業本部の武田です。

今日は、QuickSightに画面入力した値で参照線をグラフ内に表示する方法を説明します。

参照線とは

参照線とは、目安にするためのラインのことです。例えば、予算金額や計画数量等が挙げられます。 実績値の良し悪しを判定する基準となります。

具体的には下記の棒グラフでは横一直線で破線でひいてあるラインのことを、参照線といいます。

(引用元:Reference lines on visuals types in QuickSight)

Amazon QuickSightで参照線を出せるグラフの種類

Amazon QuickSightで参照線を出せるのは、下記3つの種類です。

    棒グラフ
    折れ線グラフ
    コンボチャート

これ以外のグラフだと、100%積み上げグラフも固定値でしたら表示することができます。ただし、計算された基準線は出せません。よって、今回の画面入力した値を表示はできないグラフということになります。

固定値の場合の参照線の具体例

参照線の値は、固定値の場合は下記のような設定で表示することができます。例えば、常に50%でラインを引きたいという場合に設定することになります。

ゴールイメージ

今回は、年間計画の売上に対して、毎月の実績売上の進捗が順調に推移しているかを確認するための折れ線グラフを考えたいと思います。 データは、Tableauインストール時についてくる「サンプルスーパーストア」のデータを使っています。

年間計画値は画面入力した値です。この年間計画値を12で割り算して、月別計画値を計算させ、月別を累計しています。月別の進捗が順調かどうかを見たいので、累計した月別計画値と累計した実績売上を折れ線で出しています。この折れ線が交差している箇所は、計画を超えたか、計画より落ちたかのどちらかということになります。

また、年間を通して計画を達成したかどうかを見たいので、年間計画値は横一直線の参照線を引きます。横一直線を累計実績が超えたら年間計画を超えたということになります。

(累計の解説は、今回のテーマと少しずれるので、説明は省きます。)

参照線を画面入力した値を基に表示する

事前準備

先に実績の折れ線グラフを作っておきます。

今回は、横軸に時間、縦軸に売上累計金額をとった折れ線グラフです。 売上累計金額はrunnningSum関数を使って、月別に累計させています。

年間計画値を画面入力して、グラフに表示させる

設定の流れは、パラメーター→コントローラー→計算フィールド→参照線設定の順です。

まずは、画面入力のためパラメーターを用意します。

続いて、画面入力できるように、このパラメーターをコントローラーとして設定します。

この設定をすると、画面上部に入力枠が表示されます。

画面入力された値をそのまま受け取る計算フィールドを用意します。

最後に参照線として、先ほど作った計算フィールドを設定します。

注意点としては、「以下として集計」がデフォルトは合計になっている点です。今回は年間計画の値が渡されるので、「合計」ではなく「平均」に設定します。

振り返り

画面入力した値をグラフに出したい時の設定方法を解説しました。 パラメーターは使いこなすと大変便利です。 予算を画面入力したい場合の予実管理に、どうぞ!

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