【速報】AWS Deep Learning AMI for Microsoft Windowsがリリースされました #reinvent

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はじめに

AWS Deep Learning AMI for Microsoft Windowsがリリースされました!

今回提供されるAWS Deep Learning AMIはWindows 2012 R2とWindows 2016の2つ。提供さていれるフレームワークはApache MXNet、Caffe、Tensorflowの3つ。

含まれているドライバは以下の通りです。

  • CUDA 8 and 9
  • CuDNN 6 and 7
  • NCCL 2.0.5
  • CuBLAS 8 and 9
  • OpenCV 3.2.0
  • SciPy 0.19.1
  • Conda 5.01

やってみた

Windows 2016でDeep Learning AMIを立ち上げてみます。今現在ではキーワード検索はAMIが出てきませんでした。ドキュメントにAMI IDがありましたので、そちらで検索します。なお、Windows 2016のDeep Learning AMIのAMI IDは以下の通り。

  • US East (Ohio)- ami-6cc1ef09
  • US East (N. Virginia) - ami-d50381af
  • GovCloud - ami-d5018db4
  • US West (N. California) - ami-0abf876a
  • US West (Oregon) - ami-d3be62ab
  • Asia Pacific (Mumbai) - ami-6f1e5000
  • Asia Pacific (Seoul) - ami-9375d2fd
  • Asia Pacific (Singapore) - ami-5c64323f
  • Asia Pacific (Sydney) - ami-a0ca20c2
  • Asia Pacific (Tokyo) - ami-c6fe42a0
  • Canada (Central) - ami-4b82392f
  • EU (Frankfurt) - ami-9e7efcf1
  • EU (Ireland) - ami-8aee58f3
  • EU (London) - ami-09edf26d
  • SA (Sao Paulo) - ami-10bffa7c

東京リージョンにある「ami-c6fe42a0」で検索すると、以下のように出てきます。あとは普通にEC2をLaunchしてください。

Explorerを開くと、このようにMXNetやCaffeがインストールされていることが分かります。

では、試しに動かしてみます。以下のPythonスクリプトを保存します。

import mxnet as mx
b = mx.nd.arange(18).reshape((3,2,3))
print(b.asnumpy())

そして実行!

ちゃんとMXnetを使ったスクリプトが動きました!

さいごに

普段から使い慣れている方にとっては、Windows上でPythonを使ってディープラーニングを試すことが出来るのは便利なのではないでしょうか。