「Amazon Bedrock 生成AIアプリ開発入門」のススメ
AWS認定トレーニング講師の平野@おんせん県おおいたです。
Amazon Bedrock 生成AIアプリ開発入門を読み終えてブログ書こうと思ったのですが、すでに2件投稿されていましたw
こんな状況なので書くの諦めようと思ったのですが、
と言われてしまったので、何か別の視点で簡単にまとめてみたいと思います。 (本の詳細は上記のブログをご覧ください)
待ちに待ったリリース
まずこちらの本、予約が始まったのが4月でした。私もすぐに予約しました。
そして、発売直前には(まだ発売されていないのに)ランキング1位になってました。 本の中身を確認せずに予約する私のような人間が世の中にたくさんいることに、連帯感を覚えましたw
こんな期待値MAXの状態で発売されたのが Amazon Bedrock 生成AIアプリ開発入門 となります。
期待値をこえたのか?
ここまで期待値が上がると、実物を手にしてがっかり、ということが十分あり得ます。 しかしこの本は私の期待値を遙かに超えました。 ずっしりとした重さを感じる本なのですが、それだけの内容が凝縮した本です。
私は技術本を読むときは数日かかることが多いのですが、この本は一気に読んでしまいました。 そのくらい読みやすく、興味深い内容でした。
そこでこの本がなぜそんなに素晴らしいのか、私の中のベスト5を整理してみましたので、このブログではそれを簡単に紹介したいと思います。
1 生成AIの基本から丁寧に書かれている
いきなりAWSの話題に入ることなく、生成AIをの基本から説明が入ります。 実は生成AIの基本を説明するのって難しく、浅すぎると全然伝わらず、深すぎると訳が分からなくなリがちなのですが、そこがちょうど良いバランスでまとめられており、ストレスなく読めていく感じでした。
2 文章が見やすい
読み進めやすい理由として、文章が見やすい点もあります。(読みやすいではないです) 専門書はどうしても文章が詰まりやすく、ページを開いたときに「読むの大変そう」という印象を受けてしまうことが多いのですが、この本は視覚的は配慮が多くされていて、スムーズに読み進められる印象です。
3 ハンズオンが充実
非常に多くのハンズオンが掲載されています。 その内容も多岐にわたり、達成感のあるコンテンツでまとめられています。
特に生成AIアプリケーション開発で役立つ異なるアプローチを体験できるのも魅力です。
- マネージメントコンソール
- CLI
- SDK
- LangChain
などです。
4 各モデルを丁寧に説明
Amazon Bedrock では様々な基盤モデルを選択できるのですが、それぞれの特性、用途を丁寧に説明されています。 この点はモデル選択に非常に役立つ内容です。
5 「やってみた」Tipsが各所に
著者の皆さんの経験が、至る所にTipsとして表れています。それをこの本を読むだけで疑似体験できます。 これだけでも購入の価値があると思いました。
まとめ
非常に簡単でしたが、私の所感をリストアップしてみました。 気になった方は一度書店で目を通してみてください。
おまけ
7月より生成AIのトレーニングをスタートします。受講者の方にもこの本を紹介していきたいと思ってます。