[速報]オンプレミスサーバーをGameliftで管理できる!Amazon Gamelift Anywareの一般利用開始(GA)が発表されました #reinvent
みなさん、こんにちは。
AWS事業本部コンサルティング部の芦沢(@ashi_ssan)です。
AWS re:Invent2022のDr. Werner Vogels Keynoteが開催されている裏で、Amazon Gamelift Anywareの一般利用開始(GA)が発表されました。
AWS公式ブログはこちらです。
概要
Gamelift Anywareによって、ゲーム セッション管理が基礎となるコンピューティング リソースから切り離されます。
Anywhere Fleet と呼ばれる論理構造の下で、独自のローカル ワークステーションを含む任意のハードウェアを登録および展開できるようになりました。
ローカル ハードウェアが GameLift で管理されるサーバーになるため、使い慣れたローカル デスクトップ環境でサーバー ビルドを繰り返すことができ、サーバー エラーが数秒で発生する可能性があります。環境のデバッガーにブレークポイントを設定することもできます。これにより、試行錯誤がなくなり、反復プロセスがさらに高速化されます。
GameLift Anywhere を使用する主な利点はこちらです。
- ゲーム開発の高速化:GameLift FlexMatch および Queue サービスを活用しながら、ローカル ワークステーションで即座にテストおよび反復します。
- ハイブリッド サーバー管理:クラウドまたはオンプレミスでホストされている専用ゲーム サーバーをすべて 1 つの場所から展開、運用、スケーリングします。
- サーバー運用の合理化:サーバー インフラストラクチャを単一のゲーム サーバー オーケストレーション レイヤーに統合することで、コストと運用の複雑さを軽減します。
ロケーション、フリート、コンピューティングなどの GameLift Anywhere リソースは、他のAWS サービスと同じ安全性の高い AWS API エンドポイントを通じて管理されます。これは、セキュリティを強化するために限られた時間だけ有効なゲーム サーバー プロセスの認証トークンの生成にも適用されます。
AWS IAMのロールやポリシーを活用して、すべての GameLift Anywhere エンドポイントへのアクセスを完全に管理できます。
対応リージョン
Amazon GameLift が利用可能なすべてのリージョンで利用できます。
Gameliftは2022/12/1現在では以下のリージョンに対応しています。東京リージョンでも使用可能です!
- US East (Ohio)
- US East (N. Virginia)
- US West (N. California)
- US West (Oregon)
- Asia Pacific (Mumbai)
- Asia Pacific (Seoul)
- Asia Pacific (Singapore)
- Asia Pacific (Sydney)
- Asia Pacific (Tokyo)
- Canada (Central)
- Europe (Frankfurt)
- Europe (Ireland)
- Europe (London)
- South America (São Paulo)
利用料金
Gamelift公式サイトのPricingに詳細がありますのでご確認ください
以上、AWS事業本部コンサルティング部の芦沢(@ashi_ssan)でした。