【参加】re:Invent2017 GameDayに参加したら想像以上に楽しかった #reinvent #HAC004
ラスベガスはただいま11/28(火)の夜です。弊社のre:Invent組は総出でセッションに参加し、続々と参加レポートを投稿しています。
そんな中、私は今日一日使ってAWS GameDayというHackathonに参加してきました。GameDayについては弊社小室がブログで解説していますのでぜひご覧ください。
このブログでは、GameDay当日の流れと、一日戦い終えた後の感想を記載していきます。
なお、今回のハッカソンの具体的な内容は基本的に公開NGとなっているため、全体の雰囲気と設定にだけ触れる形になることをあらかじめご了承ください。
GameDayの流れ
会場になったのは、Parkと呼ばれる様々なアトラクションが設営されたre:Invent区画の中の一つのテント。
そこに大量の腕に覚えのあるAWSエンジニアが集まりました。ざっくり数えて200人は参加していたのではないでしょうか。
渡されるのはAWSのアカウントにログインするためのIAM Roleと、今抱えている問題を解決するためのCEOからのメッセージです。それらを手がかりに、10:00から16:00までぶっ通しで問題解決に取り組みました。昼休みの時間も確保されていましたが、皆昼食もそこそこにPCに向かい、難問に取り組んでいました。
内容の詳細は伏せますが、AWSの機能をフル活用したアプリケーションの復旧のために、AWSの幅広いサービスに対する理解、ソースコードから動作を読み解く力、コミュニケーションをとりながら問題を解決するための最短経路を探る力が求められていました。
問題復旧の具合に応じてベンチマークスコアが継続的に取得され、最終的なスコアが高いチームには商品が贈られていました。
以下は、参加したあとの振り返りです。
反省
オペレーションの基本が守れていなかった
「手順書やREADMEをしっかり読みこむ」「設定値が正しいかどうかを実行前に検証する」といった基本が、時間制限のある焦りから疎かになってしまったことが一番の反省点です。会社存続のピンチとは言え、オペレーションミスにより自体を更に悪化させてしまうことは絶対にNGです。
英語でのコミュニケーションがやはり障壁になってしまった
弊社から参加した3名は同じチームで闘うことになりました。そこにもう一名英語圏のエンジニアが加わり4名での作業となったのですが、やはり英語でのコミュニケーションに時間がかかってしまい作業が順調に進まなかったところがありました。これは完全に自分の能力不足なので今後の課題だと考えています。
良かったところ
メンバーの強みを出せた
チームを組んだ3名はそれぞれ違う領域の強みを持っていました。普段業務で一緒に働くことも少ないのですが、今日一日作業したことでお互いの強みを引き出し合い、学び合うことができたと思っています。非常に大きい収穫でした。
とにかく楽しめた!
このイベントは、本当に楽しかったです。次から次へと押し寄せる課題にチームメンバーで知恵を振り絞りながら立ち向かっていくのはかなり気持ちがいいものでした。本当に難しい課題が多かったのですが、その分、解決できた時の喜びはひとしおです。
Gameday参加したい!と思った方へ
不安な人は事前にチームメンバーを組んでいこう!
事前にチームメンバーを組んで臨めば、そのメンバーでGamedayに参加することができます。英語でのディスカッションが不安な方などは、日本人同士でグループを組んで向かうのでも問題ないかと思います。その時は、同じスキルセットを持った人同士で固まるのではなく、違う得意分野を持つチームメイトを作ると、課題の解決も早くなりますし、自分自身の勉強にもなります。
やっぱり現地でしかできない体験をするべし!
私は会社の支援のお陰で今回が3回目のre:Invent参加となります。過去二回は通常のセッションを聴講していただけだったのですが、「現地でしか体験できないことをしよう」と思ってre:Inventへの申込みを決めました。結果としては大成功だったと思います。ただ、今回は日本人メインのチームだったためチーム内の議論は基本的に日本語で進んでいました。それが少し安心でもあり物足りない部分でもあったので、次回は日本人のいないチームに混ざって進められるくらいの英語力を身につけて臨みたいと考えています。
最後に
運営に関わってくださったAWS、AWSJの皆様、本当にありがとうございました!
私は、2013年に日本で最初に行われたGameDayに参加しているのですが *1、その時とはまた違ったゲームになっており、完全に新鮮な気持ちで楽しめました。
GameDay、本当にオススメです。非常に楽しかったです。来年またre:Inventに行けるのであれば必ず参加しようと考えています。
来年のGameDayでお会いしましょう!