普段の英語学習の成果を re:Invent で試してきた #reinvent
この記事は アノテーション株式会社 AWS Technical Support Advent Calendar 2022 | Advent Calendar 2022 - Qiita 17日目の記事です。 また、本日は私の誕生日です!
アノテーション、テクニカルサポートチームの村上です。
普段から語学を学習されている方で、「いつかは現地で腕試ししてみたい」、と思っている人は多いかと思います。
かく言う私自身も、ここ 4 年ほどはかなり英語学習に力を入れていたので、今回の re:Invent 参加が決まった時には、現地でどれだけのことができるようになったか興味がありました。
本ブログでは、日本から re:Invent 会場に向かう道中や、re:Invent 会場でどのように英語で対応できた(できなかった)について語ってみます。
英語との付き合い
就職氷河期世代ということもあり、若い時は正社員としての仕事も決まらず、バイトをしてお金を貯めては世界中を旅するという生活を送っていました。
そんなこともあり、単語をひたすらつなげたような文で旅するぐらいの英語力は備わりました。
4 年ほど前から継続的に勉強するようになり、1 年半ぐらい前からはライティングとスピーキングにも少しずつ力を入れるようになり今に至ります。
まだまだ手探り状態なので、不備があればご指摘いただけますと幸いです!
機内での対応
キャビンアテンダントさんとのコミュニケーションが、日本を出国して最初に英語を使う機会となります。
ロールプレイングゲームで言うところの「はじまりの村」近辺でのバトルに近い感じでしょうか。
キャビンアテンダントさんからの質問は、おおむね A or B ?(Yes or No) の質問形式となります。
今回、私は行きと帰りでアメリカン航空の利用だったのですが、こんな感じでどちらの料理が良いかたずねられました。
chicken or beef ?
pork or salmon ?
noodle or egg ?
聴き取りが少し難しいのは、salmon でしょうか。 egg についてはどんな料理がイメージが湧かなかったのですが、大量の炒り卵がランチボックスに詰まっていました。。。
基本的に機内では A or B 形式への対応ができれば問題無いのですが、飲み物のオーダーについては希望を言わないといけません。
Would you like something to drink? または単に、Something to drink?
と聞かれたら、飲みたいものをそのまま伝えた後に、please と添えればスマートかと思います。
ここで、水が飲みたい方は少しハードルが上がります。
water という単語をそのままカタカナ読みすると、かなりの確率で聴き取ってもらえません。 強引にカタカナ読みにしてみると、ウォーダァーのような感じでしょうか。一度で通じない場合は、何度かチャレンジしてみて、それでも通じない場合は、笑顔で Coke に変更しましょう!
入国審査
機内食のリクエストと比べて格段にクエスト難易度が上がります。場合によっては、そのまま強制帰国もあるので、あまりいい加減な回答をしないように気を付けましょう。
今回、私がロサンゼルス空港の入国審査で聞かれた質問はだいたい以下のとおりでした。
Where are you going to go? 「どこに行くの?」
Business or travel? 「ビジネス? 旅行?」
How long will you stay in the United States? 「アメリカにはどれぐらい滞在するつもり?」
今回、私の対応をしてくれた入国審査官はわりと陽気で質問の仕方も穏やかでした。正直、かなり人によって対応が変わる為、運次第なところがあります。
今まで私が入国審査で聞かれたことがある質問では、以下のようなものがありました。
How much money do you have? 「所持金はどれぐらい?」
How many times have you visited the United States? 「アメリカは何回目?」
不安な方は、機内で軽く復習しておきましょう。
肝心なのは、変に緊張しないことと正直にそのまま答えることかと思います。
トラブル(ルームキーの紛失)
ホテルでチェックインを済ませて、部屋に向かおうとしたところ、ものの 3 分足らずで同室の同僚から受け取ったはずのカードキーを失くしてしまいました、、、
スーツケースを預かってもらっていたところまで一人で戻り、ポーターの方にカードキーの落とし物がなかったかたずねました。
I have lost my room-key. Have you seen a room-key around here?
「ルームキーを無くしました。この辺りで見かけませんでしたか?」
もっと気の利いた言い方はいくらでもありそうですが、動揺していたこともあり、上記のような表現が精一杯でした。
とりあえず、トラブルがあっても物怖じしないですぐに尋ねることができたのは成長したところかもしれません。なお、ルームキーの紛失は私の早とちりで、カードキーがスマホケースに張り付いていたことに、この後気づきました。
re:Invent レジストレーション
名前を確認されたような気がしますが、記憶に残らないぐらいなので、関係者 ID の受け取りに関しては構える必要はありません!
なお、隣の受付で手続きをしていた同僚は、日本人スタッフの方が対応してくれたそうです。
レストラン
レジストレーションを終えてから、ベネチアンにあるレストランで軽食をとりました。総勢 20 名ほどの大所帯です。
この時に対応していただいたウェイターさんの話は、びっくりする程聴き取れませんでした。(多少早口)
メニューについていろいろ話してくれたと思うのですが、ちゃんと理解できた人いたのかな?
オーダーについては、まとめ役の方が対応してくれて助かりました。
私は食べ物の好き嫌いが全く無いので、海外のレストランだと値段を見て勘で適当にオーダーします。その結果、サラダっぽい料理が 3 品並んだこともあります、、、
スーパー
CVS というスーパーをよく利用したのですが、買い物の度にレジの方によく話かけられました。
Where are you from? 「どこから来たの?」
Which city do you live in? Tokyo? 「どこの街にすんでる? 東京?」
セッション終わりにビールを買っていたので身分証明書を提示する必要があり、パスポートを見せると上記のような会話によくなりまりました。
日本ではレジ係の方と話すことはあまりないので、お国柄ですね。
キーノート & セッション
キーノートやリーダーシップセッションでは同時通訳が準備されていることもあり、会場にあるヘッドホンを通してリアルタイムに近い感じで日本語音声を聞くことができるようです。
私は、今回の re:Invent では日本語音声を利用しないと決めていたので、全キーノートとセッションを英語で聴いてみました。
本ブログ執筆にあたり、改めて Keynote 初日を見直したのですが、やはり英語字幕を見ずに音声だけに集中するとところどころしっかり聴き取れませんでした。
実際には、動画やイラスト等の視覚からの情報もある為、聴覚と視覚の情報を合わせれば概ねスピーチの内容自体は理解できていると思います。
ソファに複数のゲストが座り、ファシリテーターと会話形式で進めていくリーダーシップセッションの形式だと、頼れる情報が音声のみとなることが多い為、キーノートや技術系のセッションと比べて理解度が顕著に下がります。
正確なリスニングって難しい~~~
ワークショップ
今回の re:Invent で最大の課題となりました。
私が参加したワークショップでは、10 名の参加者に講師の方が一人つく形式だったのですが、自分から挙手して積極的に質問したり等ができませんでした。
どうしても困ったことがあり、一度だけ手を上げて講師の方に助けていただいたのですが、その時も講師の方に察していただいた感じでしっかり言葉で伝えきれていなかったと思います。
ワークショップでもどんどん発言できる英語力を当面の目標にします!
AWS 認定者ラウンジ
認定者ラウンジには沢山のテーブルが設置されており、各国からきたエンジニアが思い思いの時間を過ごしています。
黙々と一人で作業している方へ挨拶してみたら、待ってましたとばかりに会話が続くこともあります。
私は、同じテーブルで作業していたバンクーバー在住の自動車会社勤務のエンジニアと仲良くなれました。
仕事でのロール、好きな技術分野、re:Invent の参加回数、移動時間(バンクーバーは時差が無く 3 時間のフライトらしい)等の話題でしたが、他国のエンジニアの方とお話できたのは良い経験になりました。
まとめ
クラウドや IT に関する知識・技術と同様に、語学もここまでできれば終わりという果てがありません。
今回、re:Invent に参加できたことで語学についてもしっかりと次の目標を持つことができました。
まだまだ、現地からテクサポ目線と旅人目線のレポートをお届けします!