レンタルサーバで立てたWordPressをAmazon Lightsailに引っ越すためにやったこと

レンタルサーバで立てたWordPressをAmazon Lightsailに引っ越すためにやったこと

Clock Icon2022.08.19

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こんにちは、AWS営業部のサイトウです。

自宅最寄り駅前に2,980円/月の簡易ジムができるようで、妻と一緒に契約しようか考えています。

ちょうど昨日読んでたWeb記事で「ライト層を取り込む土壌がないと、そのコンテンツは拡張しない」と書いてあって、まさに筋トレ未経験の私=ライト層を取り込む低ハードルなサービスだなぁと感心しました。

 

 

さて、今回は私が個人的に運営していたWordpressをレンタルサーバからAmazon Lightsailへ移行したときにやったことをまとめようと思います。

すでにたくさんの方が実践していて具体的な手順は検索すれば出てきますので、作業の中で感じたことを主に書いてみたいと思います。

移行前環境と移行後環境

移行前と移行後の環境比較です。

移行前

  • 某社のレンタルサーバ
    • 年契約で25,000円くらい
  • レンタルサーバ契約しWordpressアプリをインストール
    • 最近のレンタルサーバは、Wordpressもデータベースも自動インストールしてくれるので、数クリックで環境ができあがります。
  • ドメイン発行
    • .comを発行、1,500円/年くらい
    • これはまだ継続して契約してます。将来的にはRoute53に移したいと思ってます。
  • SSL化
    • レンタルサーバ側で自動設定
  • データサイズ
    • 400MBくらい
      • 全部で30記事くらい
      • 画像データも含んでます。
      • おもったより大きくなかった

移行後

  • Amazon Lightsail
  • ドメインはレンタルサーバ会社経由で契約
    • まだ移行できてないのは、自分がさぼってるから
  • SSL化
    • これも未実装(さぼっt・・
    • AWS Certificate Manager(ACM)を使ってみたいと思ってます。

この記事を書いてる中で発見

Lightsailの料金をスクショしようと思って、久しぶりにマネジメントコンソールに入りました。

そしたら・・

使ってないEC2(停止中)にアタッチしたEBS×30GB分を放置したままで、約3ヶ月無駄な料金を支払っていた!!!

しばらくマネジメントコンソールを見てない方は、再度チェックしてください!!絶対!!

やったこと

ざっくりやったことの概要を書きます。

Amazon LightsailでWordpress環境を構築

↓の手順で進めました。

ホントにサクッとできたので、「構築」って言葉よりは「設定」ってレベルかなと思います。

 

Amazon Lightsailを使うのは初めてということもあり、$3.50/月のプランで契約しています。

 

 

■参考:仮想サーバの料金一覧

移行前環境からWordpress全体のバックアップを取る

移行前環境から丸っとバックアップして、Amazon Lightsailへ丸っとリストアするイメージです。

インポート/エクスポートは、Wordpress純正の機能を使いました。

公式に手順が掲載されているので、参考にしてみてください。

 

取得したバックアップデータを移行後環境でリストア

WordPressの機能でインポートしました。

単純な作業なので迷わないと思います。

完了

これで移行はおしまいです。

簡単です。

失敗したこと

移行の際に「あー、、やっちまった、、」が何個かあったので、同じ間違いをしないように注意点としてまとめます。

CSSが移行されてなかった

個人サイトでは有償のデザインテンプレを買って適用していました。

また、そのデザインにあったCSSを書いていたんですが、移行した後に確認してみるとCSSが適用されていなかった(移行されていなかった)です。

 

元サイトからコピペすればいいのですが、レンタルサーバ契約期限ギリギリで作業してたので、気づいたときにはレンタルサーバへログインができなくなっておりCSSを移すことができませんでした、、

なので、今はガタガタなデザインになってしまってます・・

 

ドメイン移行が難しくて一回諦めた

もともとレンタルサーバ経由で.comのドメインを契約していました。

新環境でも同じドメインを使いたくてRoute53への移行を調べてみたんですが、私自身がDNS周りを理解しておらず「・・うん、わからん」と諦めてしまいました。

 

ただ、費用的には外部取得(お名前,.comとか)とRoute53で変わらないので、レンタルサーバ経由での契約継続も一手かな?と思っています。

※Route53へ移行したいのは、AWSだけで環境管理したい+ドメイン移管の作業経験をしてみたい、という気持ちだけです。

 

 

(法人アカウントなら、クラスメソッドメンバーズに加入してテクニカルサポートに問い合わせできるんですが、、、)

残作業

とりあえず引っ越しだけは完了したので、あと残っている作業はこのあたりです。

  • SSL化
  • スパム対策(プラグイン)
    • Akismet Anti-Spam (アンチスパム)はインストール済み
  • wp-adminのログインURL変更
    • いますぐやれよ自分・・
  • ユーザの追加削除
    • デフォルト設定ユーザは消しましょう。
  • CSSデザインの再設定
    • これが一番重い作業

ヒマを見てジワジワやれれば、、と思ってます。

おわりに

まだ設定は未完成ですが、引っ越ししただけで25,000円/年のコストが70%くらい削減できました。

自分のAWS勉強のためにも、しばらくはLightsailでいろいろ試してみたいと思っています。

 

ご注意

レンタルサーバは設定自動化とかサポートとか、運営に必要な要素がしっかり建て付けされているので、サービス内容に見合った金額だとは思っています。

なので、一概に「Amazon Lightsail最高!コレ使わない手はない!」と言うつもりはありません。

ご自身のやりたいことや適切な環境でサイトを作れることが一番だと思うので、あくまで手段のひとつとしてご承知おきください。

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