[レポート] Amazon FreeRTOSの最新情報! #reinvent #IOT208

[レポート] Amazon FreeRTOSの最新情報! #reinvent #IOT208

Clock Icon2018.11.28

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おつかれさまです。サーバーレス開発部の新井です。

2日目にして、DevelopersIOのreinvent関連記事が200本を超らしいです。正直引いてます。周りの投稿スピードに圧倒され続けていますが、自分も頑張って書いていこうと思います。

ということで、今回はreinventの初日にあった、Amazon FreeRTOSのセッションレポートを投稿していきたいと思います!

Amazon FreeRTOSはマイクロコントローラー向けのリアルタイムオペレーティングシステムです。昨年のキーノートでの発表から、各種マイクロコントローラーへのサポートやOTAジョブなどの機能追加があり、今回のセッションはその総括といった印象でした。

セッション概要

this presentation, we take a deeper look at Amazon FreeRTOS. As OEMs work to squeeze more functionality onto cheaper and smaller IoT devices, they face a series of challenges in development and operations that result in security vulnerabilities, inefficient code, compatibility issues, and unclear licensing. With Amazon FreeRTOS, it is now easier to build, deploy, and update connected microcontroller-based devices quickly and economically, while retaining confidence that the devices are secure.

登壇者

  • Tanmoy Sen (Senior Product Manager - Technical)
  • Richard Barry (Principal Engineer, AWS)
  • Michael Arenas (IoT Business Development at Verizon, Verizon Wireless)
  • Marc Hervieu (IoT Marketing Manager, STMicroelectronics)

アジェンダ

  • Amazon FreeRTOS Overview
  • Welcome - STMicroelectronics
  • Welcome - Verizon
  • Amazon FreeRTOS Overview

Amazon FreeRTOSのメリット

  • オープンソースのFreeRTOS Kernelを利用できる
  • AWS IoT Embedded C SDKと比べてシンプルにアプリケーション設計が可能
  • 小規模のチームでスピーディーに開発ができ、マーケットへの提供を早められる
  • クラウド統合できることで、将来的なデバイスの増加にも柔軟に対応できる

AWS IoT Device Tester

デバイスがAmazon FreeRTOSを実行し、AWS IoTサービスと相互運用できるかどうかを判断できるそうです。

新しく発表されたテストツールということで、こちらにまとめられています。

エンドツーエンドソリューション

エッジデバイスから送信されるデータが、ユーザに表示されるまでのソリューションを提供

下記例だと、

  1. FreeRTOSを利用したデバイスからAWS IoT Coreのデータ送信
  2. AWS IoT Rule Engine が起動して、データをElasticSearchに投入
  3. KibanaでElasticSearchのデータを可視化

みたいな流れです。

Amazon FreeRTOS の機能

  1. Bluetooth Low Energy (BLE)
  2. Over the Air Update (OTA)

BLE

Bluetoothの低消費電力の通信モードで、モバイル端末をプロキシとしてIoT Coreへの接続を行えるようになったみたいです。

新しい機能ということで、こちらに速報記事という形でまとめました。

OTA

AWS IoT Device Managementを利用して、特定のモノのグループに対してファームウェアのアップデートを割り当てる事ができ、ファームウェアイメージはコード署名が施せます。

デバイス上で動作するAmazon FreeRTOS OTAエージェントは、アップデートメッセージを待ち受け、アップデート可能になると、MQTTを介してストリーミングし、ファイルをローカルに保管します。

まとめ

あまり大きな反響はないですが、Amazon FreeRTOSまわりで使えるツールや機能のアップデートも着々とでてきています。

以上、現地からのレポートでした!

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