Developers.IO 2016 in SAPPOROを開催しました! #cmdevio2016
はじめに
こんにちは。こむろ@札幌です。
弊社のイベント Developers.IO 2016 のファイナル Developers.IO 2016 in SAPPOROが開催されました!
2016年2月に開催し、大盛況だったDevelopers.IOを地方で開催する企画の第3弾になります。過去地方で開催したのは、大阪、名古屋に続き札幌で3都市目になります。今回は札幌のエンジニア半分、東京のエンジニア半分の計4名のセッションを用意しました。雨の中でしたが、多数の参加者の方にお越しいただきました。
会場の様子
ファイナルの名にふさわしく(?)、超ごった煮の濃い技術イベントになりましたので、そのイベントの雰囲気をお伝えいたします。
嵩原 「開催のご挨拶」
まずはマーケティング部で嵩原からDevelopers.IO 2016の開催の経緯や、地方版のイベントについての簡単な説明と挨拶を行いました。
阿部洸樹 「CloudFormation デザイナーで捗ろう」
トップバッターはAWSコンサルティング部のエンジニアである阿部洸樹です。
普段の業務でもバリバリ使っているAWS CloudFormationについて話しました。
実務で得た知見を基に、AWS CloudFormationの基本の機能、どのような機能があるか、罠についてなどCloudFormationについてかなり幅広く、基本的な入門から実務経験に基づくDeepなTipsまで解説しました。
- CloudFormationを使っているとどうしてもすごい量の行数のJSONが作成される
- 自分が作っても辛いけど、他人の作ったものはもっと辛い
- ツールやエディタ拡張で捗ろう!
- CloudFormationを使う上での罠
※資料の方は後日公開されるかと思いますのでしばしお待ち下さい。
姜明秀「ElixirでリアルタイムWebアプリケーション」
モバイルアプリサービス部のバックエンドグループから姜明秀は、ElixirでのリアルタイムWebアプリケーション開発についての発表を行いました。
Elixirの入門的な知識から、どのようにWebアプリケーションを構築していくかまでを幅広い内容を話しました。なぜElixirを選んだのか?などを今のWebアプリケーション開発の現状からひも解きながら、Railsとの違いなども絡めて解説を行いました。
実際ElixirとPhoenixで作成したWebアプリケーションのデモを行い、どのように動くか、どのようなコードで動いているかを披露しました。
- 1台ですごい量のコネクション数をさばける
- 1つのコネクションでページ遷移を発生せずに、処理を行うことができる
- 初めのコネクションはHTTP、その後は独自のプロトコルで動くのでFWは穴を開ける必要がある
※資料の方は後日公開されるかと思いますのでしばしお待ち下さい。
平田圭「ホワイトジグソーパズルを解く(WIP)」
AWSコンサルティング部メンバーズ開発チームの平田圭は、OpenCVとPythonを利用した画像解析技術を駆使して、ホワイトジグソーパズル(世界極小2000スモールピース ジグソーパズル 純白地獄 大王 (49x72cm) ) *1を解くための戦略という発表を行いました。
業務に全く関係がないけど、様々なテクノロジーやアルゴリズムを駆使して問題解決するためにホワイトジグソーパズルを如何にして楽に解くかという、研究に対する発表です。
- 新たな技術分野を開拓するチーム
- ホワイトジグソーパズルがなぜ難しいのかを解析し問題を定義。グルーピングによる試行回数の低減を目指す
- パッケージの完成図を正解とし、カメラとOpenCVの輪郭抽出を使って解決する方法を模索
- ピースのマッチング手法(本題)
- HuMoments, AKAZE
※資料の方は後日公開されるかと思いますのでしばしお待ち下さい。
SIN「ところで、Xamarinってどうよ!?」
イベントの締めとなるおおとりはモバイルアプリサービス部のアプリグループのエンジニアであるSINのXamarinについての発表となりました。その場で様々なデモアプリの実演を披露し、会場を大いに沸かせました。
噂の透明な今日のためにOSX用に開発してきたTwitterアプリがスライドの横に表示されています。
- Xamarinについて
- Xamarin.Forms, Xamarinネイティブ
- Java, C#, Objective-Cなどのコードとの比較
- 1ソースで書いたコードが各OSでどのように表示されるかの解説
- Xamarinで作ったアプリを紹介
- 既存のWindows製品とは違う
※資料の方は後日公開されるかと思いますのでしばしお待ち下さい。
懇親会
全てのセッション後は、参加者の方々と登壇者・スタッフで懇親会を行いました。
たくさんのご参加ありがとうございました!
参照
脚注
- 2000ピース!? ↩