テクニカルサポートメンバーへ PyCharm を使った Lambda 開発勉強会(IDE の基本操作編)をやってみた
はじめに
アノテーションの荒川です。
私が所属する AWS テクニカルサポートチームは、主に AWS やオンプレミスの運用・監視・ネットワーク構築の経験を持つメンバーで構成されています。
現在、チームでの私の役割は、クラスメソッドメンバーズのお問い合わせ対応ができるメンバーを短期間で育成することです。
メンバーの中には Bash や Python をある程度書ける・読める方がいるのですが、いざサーバーレスに関する検証をしようとなると、どこから手を付けるのだろうといった様子がありました。
(もちろん、何も言わなくても楽しそうにコードを書くメンバーもいますが、苦手意識を持つメンバーもいます。)
クラスメソッドメンバーズでは、お客様から幅広い AWS サービスの質問を頂きます。
嬉しいことに、お問い合わせ数は年々増え、最近ではサーバーレスやコンテナの質問も増えました。
このような背景から、AWS Lambda や Amazon API Gateway などの開発に関するチケットをスムーズに調査・対応できるメンバーを増やす必要がありました。
対象者
上述の社内メンバー向けに資料を作りましたが、一般的には以下のような方を対象とします。
- AWS やオンプレミスの運用・監視・ネットワーク・構築などの経験がある
- サーバーレスやコンテナに勢いを感じるけれども、触ったことがなくて自信がない
- プログラムはそこまで書かないけど、何となくはわかる・読める
- イベント駆動の API や定時処理など、将来的に開発できるようになりたい
資料
以下のページで資料を公開しています。
勉強会をやってみた感想
メンバーの反応を見た感じ、サーバーレスや開発に興味を持ってもらえそうな手応えはありました。
次回やるならどんなお題がいい?と聞いてみたところ、定時バッチ処理をやってみたいといったリクエストを貰えたので、継続して勉強会を行っていき、チームのモチベーションを高めようと考えています。
メンバーには基本的に興味のある AWS サービスのチケットを優先して対応してもらいたいですが、さらに開発や自動化に興味を持ってもらって、対応できる(やりたい)人を増やしていきます。
また、AWS テクニカルサポートでは AWS サービスの理解を深めること以外に、広く使われるツールやフレームワークを知ることも重要な事だと考えています。
私は普段から PyCharm を好んで使っていたわけではないですが、以前から JetBrains 社の IDE は高機能で便利な印象を持っていたため、今回スライドで基本的な操作を紹介しました。
〜以下宣伝〜
アノテーションでは AWS テクニカルサポートの人材を積極的に募集しています。
もし、この記事で弊社へ興味が湧いたら採用やオンライン会社説明会に応募して頂けると幸いです。
アノテーション株式会社について
アノテーション株式会社は、クラスメソッド社のグループ企業として「オペレーション・エクセレンス」を担える企業を目指してチャレンジを続けています。「らしく働く、らしく生きる」のスローガンを掲げ、さまざまな背景をもつ多様なメンバーが自由度の高い働き方を通してお客様へサービスを提供し続けてきました。現在当社では一緒に会社を盛り上げていただけるメンバーを募集中です。少しでもご興味あれば、アノテーション株式会社WEBサイトをご覧ください。