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今日はLinuxコマンドscriptで作業ログが記録できることを知ったので 備忘録として書きます。
もちろんAmazon Linuxも標準装備です。
使い方
使い方は簡単です!
script ファイル名
これだけで作業ログを記録することができます。
ファイル名を指定しないとカレントディレクトリに「typescript」というファイルができますが
ファイル名はわかりやすくしたいですよね。
実行例
それでは早速試してみます。
[ec2-user@ip-172-31-26-205 ~]$ script 20150117.log
スクリプトを開始しました、ファイルは 20150117.log です
[ec2-user@ip-172-31-26-205 ~]$ df -h
ファイルシス サイズ 使用 残り 使用% マウント位置
/dev/xvda1 7.8G 1.1G 6.7G 14% /
devtmpfs 491M 56K 491M 1% /dev
tmpfs 499M 0 499M 0% /dev/shm
終了する場合は「exit」するか「ctrl+d」です。
[ec2-user@ip-172-31-26-205 ~]$ exitスクリプトを終了しました、ファイルは 20150117.log です
ファイルに作業ログが記録されているか確認します。
[ec2-user@ip-172-31-26-205 ~]$ cat 20150117.log
スクリプトは 2015年01月17日 01時21分35秒
に開始しました[ec2-user@ip-172-31-26-205 ~]$ df -h
ファイルシス サイズ 使用 残り 使用% マウント位置
/dev/xvda1 7.8G 1.1G 6.7G 14% /
devtmpfs 491M 56K 491M 1% /dev
tmpfs 499M 0 499M 0% /dev/shm
[ec2-user@ip-172-31-26-205 ~]$ exit
スクリプトは 2015年01月17日 01時22分04秒
に終了しました
きちんと記録されていますね。
また同じファイルに追記したい場合はオプション「-a」を使います。
[ec2-user@ip-172-31-26-205 ~]$ script -a 20150117.log
スクリプトを開始しました、ファイルは 20150117.log です
[ec2-user@ip-172-31-26-205 ~]$ free -m
total used free shared buffers cached
Mem: 996 176 819 0 19 105
-/+ buffers/cache: 52 943
Swap: 0 0 0
[ec2-user@ip-172-31-26-205 ~]$ exitスクリプトを終了しました、ファイルは 20150117.log です
追記されているか確認します。
[ec2-user@ip-172-31-26-205 ~]$ cat 20150117.log
スクリプトは 2015年01月17日 01時21分35秒
に開始しました[ec2-user@ip-172-31-26-205 ~]$ df -h
ファイルシス サイズ 使用 残り 使用% マウント位置
/dev/xvda1 7.8G 1.1G 6.7G 14% /
devtmpfs 491M 56K 491M 1% /dev
tmpfs 499M 0 499M 0% /dev/shm
[ec2-user@ip-172-31-26-205 ~]$ exit
スクリプトは 2015年01月17日 01時22分04秒
に終了しましたスクリプトは 2015年01月17日 01時29分03秒
に開始しました[ec2-user@ip-172-31-26-205 ~]$ free -m
total used free shared buffers cached
Mem: 996 176 819 0 19 105
-/+ buffers/cache: 52 943
Swap: 0 0 0
[ec2-user@ip-172-31-26-205 ~]$ exit
スクリプトは 2015年01月17日 01時29分09秒
に終了しました
追記されてますね。
まとめ
作業ログは何かあった時に見直せるのでとても重要です。
scriptコマンドで簡単に作業ログを記録することができますので
活用しましょう。