SendGridのログ確認とサポート起票のやり方について

SendGridのログ確認とサポート起票のやり方について

2025.10.24

はじめに

障害などの影響でメール送信に問題が発生した際、「SendGridで送信できなかったメールをどう確認すればいいの?」「サポートに問い合わせるにはどうすればいいの?」といった質問をいただきます。

今回は、SendGridを使っている方なら知っておきたいメールログの確認方法サポートチケットの起票方法についてを紹介します。

TL;DR

トラブルが発生した際の対応をまとめると:

  • メールログ確認:ActivitiesのEmail LogsまたはActivity Feedで確認
  • ログ保存期間:デフォルト7日間(延長は追加料金)
  • メール本文:ログには保存されていない
  • サポート問い合わせ:AIチャットで「チケット起票」と伝える

1. 送信できなかったメールの確認方法

ログ確認の場所

SendGridコンソールでは、以下の2つの場所でメールの送信状況を確認できます:

  • ActivitiesEmail Logs
  • ActivitiesActivity Feed

どちらでもログ情報を確認できます。

email-logs

activity-feed

sendgrid-not-delivered

注意点

ログ保存期間について

  • Proプランの場合はデフォルトでは7日間のログしか確認できません(2025年10月時点)
  • それ以上の期間(例:30日間)のログを確認したい場合は、追加料金が発生します

保存されている情報について

  • メールの件名は確認できます
  • メール本文は保存されていませんので、ログでは確認できません

推奨される対応方法

長期間のログを必要とする場合は、以下の方法があります:

方法1:定期的な手動出力

Email Activity Feedから定期的にログを手動で出力する

方法2:APIを使った自動保存

Email Activity APIを使用して、外部システムに自動的にログを保存する

2. サポートチケットの起票方法

現在のサポート体制

SendGridのサポートは現在、AI自動チャットが一次対応となっています。

チケット起票の手順

  1. SendGridのサポートページにアクセス
  2. AIチャットで「チケット起票(Open Ticket)をさせてください」と伝える
  3. AIが「Submit a ticket(Get Started)」ボタンの場所を教えてくれます
  4. そのボタンから正式なチケットを起票できます

support-ticket

以上

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