開発でよく使う GitHub Copilot CLI のスラッシュコマンド

開発でよく使う GitHub Copilot CLI のスラッシュコマンド

2026.05.15

製造ビジネステクノロジー部の小林です。

GitHub Copilot CLI のスラッシュコマンド使っていますか?

スラッシュコマンドは便利ですが、「どんな機能があるの?」「いちいち調べるより自然言語で聞いたほうが早い」と感じることもあるのではないでしょうか。

私も最近まであまり活用できていなかったのですが、先日下記の記事でスラッシュコマンドをひと通り試してみたところ、便利なコマンドがあることに気づきました!

https://dev.classmethod.jp/articles/shoma-golden-week-github-copilot-cli-slash-commands-52-types-all-tried/

今回は、GitHub Copilot CLI のスラッシュコマンドの中から、私が実際の開発で使っているコマンドを紹介します。

目次

  • よく使う
    • /model
    • /clear
    • /context
    • /compact
    • /release-notes summarize
    • /update
    • /ask
    • /undo
    • /review 日本語で
  • あまり使わないけど便利
    • /init
    • /resume
    • /restart

よく使うコマンド

/model

GitHub Copilot CLI で複数の AI モデルが利用可能な場合、使用するモデルを切り替えることができます。

/model

このコマンドを実行すると、利用可能なモデル一覧が表示され選択できます。例えば claude-haiku-4.5から claude-opus-4.6に切り替えたい場合など、タスクの性質に応じてモデルを使い分けられます。

使用シーン:

  • モデルを変更したい時

/clear

会話履歴をリセットして新しいセッションを開始します。

/clear

セッションが長くなりすぎて文脈が混乱してきた場合や、まったく別のタスクに切り替える際に便利です。また、以下のように続けてプロンプトを渡すことも可能です。

/clear 次のタスクの説明

使用シーン:

  • 以前の会話の文脈が邪魔になっている場合
  • コンテキストウィンドウをリセットして新しい作業を開始したい時

/context

現在のコンテキストウィンドウのトークン使用状況を視覚的に確認できます。
コンテキストウィンドウとは、AI モデルが一度に「見る」ことができるテキストの最大量を指します。

/context

使用シーン:

  • /compact で圧縮する必要があるかを判断したい時

/compact

長い会話のコンテキストを要約して圧縮し、トークン消費量を削減します。

セッションが長くなるにつれて会話履歴が蓄積し、コンテキストウィンドウの上限に近づきます。/compact を実行すると、会話内容を要約した形で圧縮し、トークン消費量を削減しつつ重要な文脈は保持してくれます。

/compact

圧縮された内容は「チェックポイント」として保存され、/session checkpoints で確認できます。

使用シーン:

  • 同じセッションで長時間作業を続ける場合
  • 重要な情報は保持しつつ、古い会話を圧縮したい時

/release-notes summarize

CLI は毎日のようにアップデートされており、これまで使えたコマンドが突然使えなくなったり、便利な新機能がひっそりリリースされていたりします。
最新のリリース内容を簡単にキャッチアップするのに便利です。

/release-notes

使用シーン:

  • 更新内容を素早くキャッチアップしたい
  • アップデート前に重要な変更を確認したい

/update

GitHub Copilot CLI を最新バージョンにアップデートします。

/update

実行すると、インストール済みのバージョンと最新バージョンを比較し、アップデートが必要な場合はプロンプトに従って更新できます。

使用シーン:

  • 最新の機能を利用したい場合

/ask

会話履歴に追加せずに単発で質問を投げかけます。(実験的機能のため /experimental on で有効化が必要)

/ask 質問内容

通常の自然言語での質問と異なり、この質問は会話の履歴に残らないため、セッション内で「ちょっと別の事を聞きたい」という時に便利です。

使用シーン:

  • 現在の作業に関連しない質問を素早くしたい
  • セッション履歴を汚したくない時

/undo

最後のターンを巻き戻してファイル変更を元に戻します。

/undo

Copilot が提案したコード変更を適用した後に「やっぱり別の方法でやりたい」と思った場合、このコマンドで前の状態に戻すことができます。

使用シーン:

  • Copilot の提案を承認した後やっぱり元に戻したい時

/review

コードレビューエージェントを実行し、変更内容に対するフィードバックを得られます。

/review

結果は英語で表示されるため、私は以下のように日本語を指定して実行します。

/review 日本語でお願いします

現在のセッションで行われたコード変更に対して、バグ・セキュリティリスク・ロジックエラーなど重要な指摘に焦点を当てたレビューが返ってきます。

使用シーン:

  • チームレビュー前に自動的にチェックしたい

あまり使わないけど便利なコマンド

/init

リポジトリのカスタム指示を初期化します。.github/copilot-instructions.md を新規作成、または既存ファイルがある場合は現在の実装に沿った改善提案を提示して更新できます。

/init

使用シーン:

  • 新しいプロジェクトで Copilot の基本設定を初期化したい
  • 既存のプロジェクトで実装内容が変更されたので instructions も更新したい

/resume

過去のセッション一覧から再開するセッションを選択できます。

/resume

作業の続きを再開するときに便利で、過去のセッション一覧がリスト表示され、再開したいセッションを選択するだけで以前の会話の続きから作業を再開できます。

使用シーン:

  • 前回の作業を続けたい時
  • セッション履歴から特定の作業に戻りたい場合

/restart

CLI プロセス自体を再起動します。

/restart

/clear がセッションの会話履歴をリセットするのに対して、/restart は CLI プロセス自体を再起動します。
重要な違いは、再起動後も現在のセッション(会話履歴・ファイル変更・コンテキスト)が保持される点です。そのため、作業内容を失わずに CLI をリフレッシュできます。

使用シーン:

  • CLI の動作が不安定になったり、応答が遅くなった時
  • ツールの設定変更や環境変数の更新を反映させたい時
  • エラーが発生して CLI をリセットしたい時

おわりに

参考記事で全 52 種類が紹介されていますが、実際の開発では上記のコマンドをまず使ってみることをおすすめします。

各コマンドの詳細は Copilot CLI で /help を実行するか、公式ドキュメント を参照してください。

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