GitHub Copilot CLI の `/rubber-duck` コマンドで異なるモデルにコードレビューしてもらう

GitHub Copilot CLI の `/rubber-duck` コマンドで異なるモデルにコードレビューしてもらう

2026.06.01

製造ビジネステクノロジー部の小林です。

Rubber Duck(ラバーダック)は「AI が書いたコードを、別の AI にレビューしてもらう」機能です。以前から /experimental 経由で使えていましたが、v1.0.49 からは /rubber-duck コマンドとして独立しました。

https://github.com/github/copilot-cli/releases/tag/v1.0.49

ただし、/experimental で事前に有効化しないと Unknown command: /rubber-duck になります。
詳しい解説は下記の記事をご覧ください。

https://dev.classmethod.jp/articles/github-copilot-cli-rubber-duck-cross-model-review/

本記事では rubber-duck をスラッシュコマンドで試してみました。

Rubber Duck とは(ざっくり)

一言で言うと「AI が書いたコードを、別の AI にレビューしてもらう」機能です。Rubber Duck では、作業するAIとレビューするAIを別々のモデルに分担させます。

役割 担当する AI
メイン(コードを書く作業役) Claude(Opus / Sonnet)
レビュー役(Rubber Duck) GPT-5.4

同じ AI だと見落としが起きやすい。そこで性質の違う別の AI にレビューさせよう、という発想です。

公式の検証によると、「Claude Sonnet + Rubber Duck」の組み合わせは Sonnet と Opus の性能差の約 74.7% を埋めることができたとのことです。(詳細は下記の公式ブログを参照)

https://github.blog/ai-and-ml/github-copilot/github-copilot-cli-combines-model-families-for-a-second-opinion/

前提条件

  • GitHub Copilot CLI が v1.0.49 以降 であること
  • GPT-5.4 が使えるプランであること
  • メインの AI に Claude を選んでいること
  • 筆者の環境は MacBook です

バージョン確認はこちら。Copilot CLI のターミナル画面で下記を入力してください。

copilot --version

使い方

Copilot CLI を起動

copilot

スクリーンショット 2026-06-01 8.45.50

メインの AI を Claude にする

/model

スクリーンショット 2026-06-01 8.46.11

選択画面で Claude(Opus / Sonnet)を選びます。
Rubber Duck はメインが Claude のときにのみ動作します。

/experimental on で Rubber Duck を有効化する

/experimental on

/experimental on を実行すると、RUBBER_DUCK_AGENT を含む全ての experimental 機能がまとめてオンになります。

有効化できているか確認したい場合は /experimental show で現在の状態を確認できます。

/experimental show

スクリーンショット 2026-06-01 9.02.17

/rubber-duck でレビューを実行する

有効化が完了したら、あとはレビューしたいタイミングで次のコマンドを実行するだけです。

/rubber-duck

実行すると、現在のエージェントの作業内容に対して、別モデル(GPT-5.4)が独立した視点からレビューを返してくれます。
実際に実行してみましょう。コマンドを叩くと、Copilot が自律的にプロジェクトを読み解いていきます。
スクリーンショット 2026-06-01 22.17.46

しばらく待つと、レビューが完了します。今回は重要なセキュリティリスクについても指摘してくれました。
スクリーンショット 2026-06-01 22.19.17

また、レビューに GPT-5.4 が使用されていることも確認できます。
スクリーンショット 2026-06-01 22.21.29

レビューが入るタイミング

/rubber-duck での手動呼び出しのほかに、Copilot が自動でレビューを入れるタイミングもあります。

タイミング 説明
計画(plan)作成後 実装前に計画の問題点を指摘
複雑な実装完了後 実装内容を別視点でチェック
テスト作成後 テストの抜け漏れを確認
手動(任意) /rubber-duck コマンドで好きなタイミングに

まとめ

今回は /rubber-duck をそのまま実行しましたが、/rubber-duck <指示> のように具体的な指示を添えると、要点を絞ってレビューできます。レビュー範囲が明確になるぶん、トークンの節約にもつながりそうです。

また、検証を進めるなかで次のような疑問も浮かびました。

  • /model でモデルを切り替えてから /review すれば、同じ挙動になるのでは?
  • /model でモデルを切り替えて「レビューして」と指示する場合と、何が違うのか?

これらについては、次回の記事であらためて検証してみたいと思います!

参考リンク

https://github.blog/ai-and-ml/github-copilot/github-copilot-cli-combines-model-families-for-a-second-opinion/

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