GitHub Copilot の料金体系をまとめてみた

GitHub Copilot の料金体系をまとめてみた

2026.04.19

製造ビジネステクノロジー部の小林です。

GitHub Copilot 使っていますか?
私は使用しているのですが、先日ふと使用状況を確認したところ、プレミアムリクエストの残数が予想より少なくなっていることに気づきました...

そこで今回は、同じ失敗をしないよう調べた内容を整理し、以下の観点でまとめてみました。

  • 各プランの料金体系
  • プレミアムリクエストの仕組みとモデルごとの消費量
  • Organization に所属している場合、誰の枠が消費されるのか

「なんとなく Copilot を使っているけど、料金体系はよくわかっていない」という方の参考になれば幸いです。

プラン別料金とプレミアムリクエスト数

プラン 月額料金 プレミアムリクエスト(月あたり) 追加購入
Copilot Free $0 50 回 不可
Copilot Student 無料 300 回 可($0.04/リクエスト)
Copilot Pro $10/月 300 回 可($0.04/リクエスト)
Copilot Pro+ $39/月 1,500 回 可($0.04/リクエスト)
Copilot Business $19/シート/月 300 回/ユーザー 可($0.04/リクエスト)
Copilot Enterprise $39/シート/月 1,000 回/ユーザー 可($0.04/リクエスト)

「シート」とは、Copilot のライセンスが割り当てられた 1 ユーザー分の枠のことです。Organization の管理者がメンバーにシートを付与すると、付与した人数分の料金が組織に請求されます。例えば 10 人にシートを割り当てた場合、Business プランなら月額 $19 × 10 = $190 になります。

「プレミアムリクエスト」とは、高性能な AI モデルや高度な機能を使ったときに消費されるリクエスト枠のことです。詳しくは次のセクションで説明します。

プレミアムリクエストとは?

プレミアムリクエストとは、Copilot の高度な機能やプレミアムモデルを使用した際に消費されるリクエストのことです。消費量は使用する機能と選択したモデルのマルチプライヤーによって決まります。

「プレミアムモデル」とは、プランに含まれる基本モデル(GPT-5 mini、GPT-4.1、GPT-4o)以外のモデルのことです。Claude 系や Gemini 系、GPT-5.2 以上などが該当し、使用するとプレミアムリクエストが消費されます。基本モデルであれば有料プランでは消費なしで無制限に利用可能です。

リクエストのカウントルール

機能 消費ルール 課金 SKU
Copilot Chat ユーザーのプロンプト 1 回 × モデルマルチプライヤー Copilot premium requests
Copilot CLI プロンプト 1 回 × モデルマルチプライヤー Copilot premium requests
Copilot コードレビュー PR レビュー 1 回 = 1 プレミアムリクエスト Copilot premium requests
Copilot cloud agent セッション開始時に 1 回 × モデルマルチプライヤー。セッション中のステアリングコメント 1 回につきさらに 1 回 × マルチプライヤー Copilot cloud agent premium requests
Copilot Spaces ユーザーのプロンプト 1 回 × モデルマルチプライヤー Copilot premium requests
Spark プロンプト 1 回 = 固定 4 プレミアムリクエスト Spark premium requests

モデル別マルチプライヤー一覧

各モデルにはリソース使用量に応じたマルチプライヤー(消費倍率)が設定されています。有料プランではこのマルチプライヤーに基づいてプレミアムリクエスト枠から差し引かれます。

VSCode の言語モデル設定画面では、各モデルのコンテキストサイズや要求の乗数(マルチプライヤー)を確認できます。
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「マルチプライヤー」とは、チャットや CLI などで 1 回やり取りしたときに消費されるプレミアムリクエストの倍率です。例えばマルチプライヤーが 3x のモデルを使うと、1 回のやり取りで 3 プレミアムリクエストが消費されます。高性能なモデルほど倍率が大きく、枠の減りが早くなります。

基本モデル(有料プランなら無料で使い放題)

モデル マルチプライヤー Free プラン コンテキストサイズ
GPT-4.1 0(無料) 1 128K
GPT-4o 0(無料) 1 68K
GPT-5 mini 0(無料) 1 192K
Raptor mini 0(無料) 1 -

Raptor mini は Free / Student / Pro / Pro+ プランのみ利用可能です。

低コストモデル(マルチプライヤー 1 未満)

モデル マルチプライヤー Free プラン コンテキストサイズ
Grok Code Fast 1 0.25 1 -
Claude Haiku 4.5 0.33 1 200K
Gemini 3 Flash 0.33 利用不可 173K
GPT-5.4 mini 0.33 利用不可 -

標準モデル(マルチプライヤー 1)

モデル マルチプライヤー Free プラン コンテキストサイズ
Claude Sonnet 4 1 利用不可 144K
Claude Sonnet 4.5 1 利用不可 200K
Claude Sonnet 4.6 1 利用不可 200K
Gemini 2.5 Pro 1 利用不可 173K
Gemini 3.1 Pro 1 利用不可 200K
GPT-5.2 1 利用不可 400K
GPT-5.2-Codex 1 利用不可 400K
GPT-5.3-Codex 1 利用不可 400K
GPT-5.4 1 利用不可 400K

高コストモデル(マルチプライヤー 1 超)

モデル マルチプライヤー Free プラン コンテキストサイズ
Claude Opus 4.5 3 利用不可 200K
Claude Opus 4.6 3 利用不可 200K
Claude Opus 4.7 7.5 利用不可 -
Claude Opus 4.6 (fast mode) 30 利用不可 -

Claude Opus 4.7 は Pro+ / Business / Enterprise のみ、Claude Opus 4.6 (fast mode) は Pro+ / Enterprise のみ利用可能です。

Free プラン専用

モデル マルチプライヤー(有料) Free プラン コンテキストサイズ
Goldeneye 利用不可 1 -

コンテキストサイズとは、1 回のやり取りで AI モデルが読み取れるテキスト量の上限です。値が大きいほど、より多くのコードやファイルを一度に参照できます。「-」は未公開のモデルです。

https://docs.github.com/en/copilot/concepts/billing/copilot-requests#model-multipliers

自動モデル選択(Auto Model Selection)割引

VS Code で Copilot の自動モデル選択を使用すると、有料プランではマルチプライヤーが 10% 割引になります。例えば、Sonnet 4 は通常 1x → 自動モデル選択時は 0.9x で課金されます。

https://docs.github.com/en/copilot/concepts/auto-model-selection

具体例で理解するプレミアムリクエスト消費

シナリオ 消費されるプレミアムリクエスト数
有料プランで GPT-5 mini を使ってチャット 0(基本モデルは無料)
有料プランで Claude Sonnet 4.5 を使ってチャット 1
有料プランで Claude Opus 4.5 を使ってチャット 3
Free プランで GPT-5 mini を使ってチャット 1

Organization に所属している場合、誰のトークンが消費されるのか?

Organization 経由で Copilot を利用している場合、プレミアムリクエスト枠は各ユーザーに個別に割り当てられます。自分が使った分は自分の枠から消費され、他のメンバーの枠には影響しません。

  • Business プランの場合: 1 人あたり月 300 プレミアムリクエスト
  • Enterprise プランの場合: 1 人あたり月 1,000 プレミアムリクエスト

枠を使い切った後どうなるか(追加利用できるか、ブロックされるか)は Organization の管理者が設定するポリシーや予算によります。枠を超えた分の費用は Organization へ請求されます。

自分の使用量を確認する方法

VSCode

ステータスバーの Copilot アイコンをクリックします。
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GitHub

GitHub 上で右上のアイコンをクリックし、Copilot settings を選択します。
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データレジデンシー・FedRAMP の追加コスト

GitHub Enterprise Cloud でデータレジデンシーまたは FedRAMP が適用される場合、プレミアムリクエストのマルチプライヤーにさらに 10% が加算されます。

データレジデンシーとは

データの保存・処理場所を特定の国や地域に限定する仕組みです。例えば「EU 内のデータは EU 内のサーバーでのみ処理する」といった要件に対応します。詳しくは GitHub Copilot with data residency を参照してください。

FedRAMP (Federal Risk and Authorization Management Program) とは

米国連邦政府が定めたクラウドサービスのセキュリティ認証プログラムです。米国政府機関がクラウドサービスを利用する際に求められる基準です。詳しくは GitHub Enterprise Cloud with FedRAMP を参照してください。

まとめ

今回は GitHub Copilot の料金体系やプレミアムリクエストの仕組みについてまとめました。
「今月の枠がなくなっていた…」とならないよう、自分がどのモデルをどれくらい使っているかを意識しながら、Copilot を効率よく活用していきたいですね

参考リンク

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