Mac で Claude Code の通知音を設定して作業効率を向上させる方法

Mac で Claude Code の通知音を設定して作業効率を向上させる方法

Clock Icon2025.06.20

どうも、こんにちは kaz です。

はじめに

みなさんは Claude Code を使って長時間の処理を行うことが多いのではないでしょうか?

長時間の処理を実行している際にいつ処理が完了したかわからず、定期的に画面を確認する必要があったりしませんか?
そんな時に便利なのが通知音です。

今回は、Mac で Claude Code の処理完了時に通知音を鳴らして、作業効率を向上させる方法をご紹介します。

結論

Mac で Claude Code の通知音を設定するには以下の手順を行います。

  1. SoX(Sound eXchange)をインストール
  2. Claude Code の permissions 設定で Bash コマンドの実行を許可
  3. CLAUDE.md に通知音コマンドの実行を追加

これにより、Claude Code が応答を返すたびに通知音が鳴るようになります。

前提条件

  • macOS が動作する環境
  • Homebrew がインストールされていること
  • Claude Code がインストール済みであること

やってみた

SoX のインストール

まず、音声処理ライブラリの SoX をインストールします。SoX は音声ファイルの変換や処理を行うコマンドラインツールです。

brew install lame
brew install sox

lame は MP3 エンコーダーで、SoX と一緒にインストールしておくことで音声ファイルの処理がスムーズに行えます。

Claude Code の permissions 設定

次に、Claude Code が play コマンドを実行できるように permissions を設定します。

~/.claude/settings.json ファイルを編集します。

code ~/.claude/settings.json

以下の内容を追加または編集します。

{
  "permissions": {
    "allow": [
      "Bash(play:*)"
    ]
  }
}

この設定により、Claude Code が play コマンドで始まる Bash コマンドを実行できるようになります。

CLAUDE.md への通知設定追加

最後に、Claude Code に通知音を鳴らすよう指示するため、~/.claude/CLAUDE.md ファイルに設定を追加します。

code ~/.claude/CLAUDE.md

以下の内容を追加します。

- YOU MUST: タスク完了またはユーザーにメッセージを返すときに最後に一度だけ `play -n synth 0.5 sine 1000-100 vol 0.2` コマンドを実行して通知する

この設定により、Claude Code が応答を返すたびに 0.5 秒間のサイン波(1000Hz から 100Hz に変化)を音量 0.2 で再生します。
必要に応じて、音の種類や長さ、音量を調整できますよ!

追記:

Mac を利用している場合、/System/Library/Sounds ディレクトリにあるサウンドファイルを利用することもできます。
こっちの方がちゃんと通知音なので、音をカスタマイズするよりもいいかもしれませんw

- YOU MUST: タスク完了またはユーザーにメッセージを返すときに最後に一度だけ `play /System/Library/Sounds/Funk.aiff vol 2` コマンドを実行して通知する

通知音のカスタマイズ

通知音をカスタマイズしたい場合は、play コマンドのパラメーターを調整できますので、いろいろ試してみてください。

  • 0.5:再生時間(秒)
  • sine:波形の種類(sine、square、triangle など)
  • 1000-100:周波数(Hz)- 開始周波数から終了周波数
  • vol 0.2:音量(0.0〜1.0)

例:より短く高音の通知音にする場合

- YOU MUST: タスク完了またはユーザーにメッセージを返すときに最後に一度だけ `play -n synth 0.2 sine 1500 vol 0.3` コマンドを実行して通知する

動作確認

設定が完了したら、Claude Code を起動して何か質問してみます。

今日の天気は教えてくれませんでしたが、Claude Code が応答を返す際に短い通知音を鳴らしてくれました!!

md-image.png

まとめ

通知音を設定することで処理完了のタイミングを音で知ることができ、作業効率が大幅に向上するのではないでしょうか!

とくに以下のような場面で効果的だと思います。

  • 長時間のコード生成や解析処理中
  • バックグラウンドで Claude Code を実行している時
  • 複数の作業を並行して行っている時

設定も非常に簡単で一度設定すれば今後は自動で通知音が鳴るので、ぜひ試してみてください!

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