[小ネタ]タスクの実行ログを確認できる「TASK_HISTORY」と「イベントテーブルのログ」の違いをざっくりと調べてみた

[小ネタ]タスクの実行ログを確認できる「TASK_HISTORY」と「イベントテーブルのログ」の違いをざっくりと調べてみた

Clock Icon2025.03.23

さがらです。

小ネタなのですが、タスクの実行ログを確認できる「TASK_HISTORY」と「イベントテーブルのログ」の違いをざっくりと調べてみたのでその内容をまとめてみます。

それぞれの概要

更新頻度と保持期間の違い

  • TASK_HISTORYテーブル関数:最新のものを確認でき、直近7日分のデータを確認可能
  • ACCOUNT_USAGEのTASK_HISTORYビュー:データの内容は最大45分遅延するが、過去365日分のデータを確認可能
  • イベントテーブル:タスク実行後すぐに記録され、ユーザーが意図的に削除しない限り、データを永続的に確認可能

確認できるデータの違い

  • TASK_HISTORYのみ確認可能
    • エラー発生後の再実行回数 ※ATTEMPT_NUMBER
    • ルートタスクのID ※ROOT_TASK_ID
    • など。他にもあり、TASK_HISTORYのほうが確認できるデータは多い
  • イベントテーブルのみ確認可能
    • 使用したウェアハウス名 ※RESOURCE_ATTRIBUTESsnow.warehouse.nameから

参考:TASK_HISTORYの実データの例

2025-03-23_15h53_27

2025-03-23_15h53_48

2025-03-23_15h54_13

2025-03-23_15h54_37

2025-03-23_15h54_58

参考:イベントテーブルの実データの例(ERRORログのみ)

2025-03-23_15h56_13

2025-03-23_15h56_43

2025-03-23_15h57_03

使い分けのイメージ

  • TASK_HISTORY
    • 詳細なタスクの実行ログの確認
  • イベントテーブル
    • 永続的なタスクのログの記録
    • Dynamic Tableも含めたエラー通知

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