「SnowPro Advanced: Administrator」に合格するまでにやったこと&試験後の感想 #SnowflakeDB

2023.05.02

さがらです。

先日、Snowflakeの上位認定資格である「SnowPro Advanced: Administrator」に合格しました!

試験対策として行ったことと、試験後の感想を本エントリにまとめてみます。

SnowPro Advanced: Administratorとは

本認定資格のページを引用しDeepL翻訳を行ったものですが、このような試験です。

SnowPro Advanced: Administrator認定試験では、Snowflakeとそのコンポーネントを使用して、高度な概念に関する知識と包括的なデータクラウド管理原則を適用する能力がテストされます。
この認定試験では、次のような能力が試されます
・Snowflakeのアカウントを管理・運用する
・Snowflakeのデータセキュリティとガバナンスを管理・運用する
・データベースオブジェクトの管理・保守
・バーチャルウェアハウスの管理・保守
・データベースの監視とチューニングを行う
・データ共有の実行とData ExchangeとSnowflake Marketplaceの利用
・ディザスタリカバリ、バックアップ、データレプリケーションを管理する

試験の仕様は下記をご覧ください。(2023/5/2時点の情報です。随時最新の情報をご確認ください。)

  • 問題数:65問
  • 制限時間:145分(115分+英語試験のため日本人向けに30分多めに時間が与えられます)
  • 費用:375USD
  • 合格点:1000点中750点以上
  • 受験方法
    • オンライン
    • テストセンター

申し込み方法

現在Snowflakeの認定試験はPearson Vueで登録できるため、下記のURLからユーザー登録し、試験に応募すればOKです!

試験までにやったこと

先駆者の受験ブログを読む

日本語では情報がないですが、海外だと有志の方が英語で受験レポートを書いています!

私は下記の2つの記事を読みました。

試験ガイドに沿った公式Docの読み込み

あとはSnowflakeのような情報の少ない認定試験では定番の、試験ガイドに沿った公式Docの読み込みです!

こちらの試験ガイドに沿って、関連しそうな公式Docを隈なく読んでいきました。

受験後の感想

1回目(2022/11/4)

ここで、「1回目」という表現が気になった方もいると思います。

…はい、実はこの試験は一度不合格だったのです…この時のスコアは715/1000でした。

この時の反省点としては、以下の点が挙げられます。

  • 公式Docを読んで理解したつもりが、理解出来ていなかった内容が多くありました。特に、試験ガイドにも載っている範囲でいうと、私は以下の内容の詰めが特に甘かったです。
    • federated authentication and Single Sign-on (SSO)
    • Establish private connectivity
    • Describe the uses for, and hierarchy of, system-defined roles
    • Mask column data in Snowflake
    • Describe the use cases for the account_usage and information_schema
  • 英語がわからず明確に答えを出せなかった問題が数問ありました。これは具体的な対策のしようが難しいのですが、日頃から英語に慣れておくことは大事だと痛感しました…
    • 特に問題文と回答文について、「非常に長くて読むのが辛い問題」と「短すぎてわからない英単語があると詰む問題」と二極化していた印象です…
  • 試験時間が145分もあるのに、ほぼ見直しできずに終わってしまいました。

また、不合格となった直後に覚えている限りの問題をメモしました。もちろん覚えていた問題の共有は試験の規約上できないのですが、このメモは2回目の受験のときにもかなり活きました!万が一、不合格となってしまった場合は、すぐにメモを取ることを読者の皆様にもおすすめします!w

2回目(2023/5/2)

1回目落ちた後、半年間みっちりリベンジに向けた勉強をやっていた…わけではなく、ふと「リベンジするか!」と思い立って、申し込みました。

1回目での反省を踏まえ理解不足だった点を中心に復習し、無事に試験に合格できました!スコアは860/1000でした。

2回目を受けた後の感想としては、以下の内容になります。やはり1回受験していたアドバンテージは大きかったですね。

  • 1回目の試験時に見かけた問題も、多く出題されました。
  • 試験時間も125分くらいで65問全て解き終え、残り20分くらいを見直しに使うことが出来ました。

最後に

SnowPro Advanced: Administratorに合格するまでにやったことと、試験後の感想についてまとめてみました。

求められる知識も幅広くなかなかタフな試験でしたが、Snowflakeの管理者視点で幅広く知識を抑えておきたい方にはオススメの試験です!受験予定の方に少しでも参考になると幸いです。