SORACOM Interstellar(エイプリルフールネタ)でターミナル芸を堪能する

SORACOM Interstellar(エイプリルフールネタ)でターミナル芸を堪能する

Clock Icon2017.04.01

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

ども、大瀧です。
本日、SORACOMの新ジョークサービス、SORACOM Interstellarがリリースされました。昨年はブラウザ芸でしたが今年はターミナル芸だったので、その様子をレポートします。

SORACOM Interstellarとは

SORACOM Interstellar(以下、Interstellar) は、地球から他の惑星に対して高速かつセキュアに通信を行えるサービスです。

SORACOM が提供する惑星間通信プロトコル「APRIL(Atomic Protocol for Redundant Interstellar Line)」を使用することで、地球上で一般的に使われるTCP/IPなどをトンネルすることが可能で、従来のソフトウェア資産の多くを惑星間でそのまま利用することができます。

fig_interstellar

アイコンからドキュメントまで正式サービスと遜色ないものが揃っていて、で、動きます。

必要なもの

  • SORACOM Air for Cellular SIM
  • モバイルルーター
  • PCやMac
  • SSHクライアント(WindowsではフリーソフトのTeratermなど、Macはターミナルでsshコマンドが使えます)

試してみた

SORACOM Air SIMで通信する環境でInterstella GW(interstellar-gw.soracom.io)にSSH接続します *1。ユーザー名とパスワードは上記ドキュメントを参照ください。

ターミナルの配色は、黒背景の白文字がオススメです!!

接続するとこんな感じ *2

soracom-interstellar08

tracepath42コマンドを実行すると、Interstella GWに接続します *3。ぐわーっとマーキー表示。

soracom-interstellar04

で、TRAPPIST-1系の惑星に配置したLoRaWANゲートウェイにAPRIL接続が試行できます。

soracom-interstellar05

選択してみると、tracerouteのように経路情報が表示されていきます。途中のホップ名からだんだんと地球から遠ざかっていくのがわかりますね。RTTがlm(light minutes)、ly(light year)と大きくなっていって40光年先になり、MTUはなんとなく小さくなっていきます。

soracom-interstellar06

で、接続できたりできなかったりといった結果が返ってきます。ターミナルのアニメーションが楽しいので、ぜひ試してみてください。あと実際の結果は、ためしてみてのお楽しみということで *4

soracom-interstellar07

まとめ

SORACOMの新ジョークサービス、SORACOM Interstellarの様子をご紹介しました。もう、異常と言って良いほどの作り込みに圧倒されるばかりです。ぜひ温かい目で見守っていきましょう。

脚注

  1. プライベートIPなので、SORACOM網内にあるホストのようです
  2. カーネルバージョンやアーキテクチャ名は未来感がありますがCPUとメモリは現実的ですw
  3. この時点で地球から離脱する世界観ですね。ちょいちょい出てくる`42`と言う数字は、みんな大好き某SF作品のStarbase 42にインスパイアされているのかなぁ?と思いました。
  4. スコアボードにあなたのHNが載るのを待っています!

Share this article

facebook logohatena logotwitter logo

© Classmethod, Inc. All rights reserved.