SORACOM AirをAndroid4.4(KitKat)のSIMフリースマホで試してみた
はじめに
AWSチームの鈴木です。
IoTプラットフォーム向けに提供されるSORACOMのサービスですが、 SIMフリーなスマートフォンであれば、SORACOM AirのSIMを3G/LTE接続用に利用する事が可能です。
今回、Android4.4(KitKat)のスマートフォンを利用し、SORACOM Airを試した結果を紹介させていただきます。
環境
- SORACOM Air、DocomoのSIMカードを利用します。
- 今回、Android端末として、Freetelのnico(Android 4.4 (KitKat))を利用しました。
- 利用するSORACOM AirのSIMは、事前にSoracomコンソールで有効化が必要です。
設定
設定画面
- 設定画面より、「無線とネットワーク」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイントの設定」を開きます。
- 「アクセスポイントの設定」画面のメニューより、「新しいAPN」を指定します。
APN設定
- 名前は任意の名前(SORACOM)を指定します。
- APNは「soracom.io」
- ユーザ名「sora」
- パスワード「sora」
- APN設定値を入力後、メニューより「保存」を行います。
- アクセスポイント名(APN)として、先に登録した「SORACOM」を指定します。
リンクアップ確認
- アンテナピクト表示で、「3G」「H」と、通信を示す「△▽」の表示を確認します。
リンクしない場合
通信事業者の選択
- 「通信事業者」→「自動的に選択」
- 「ネットワークに登録されました」となる事を確認します。
機内モード
- ネットワーク登録に失敗する場合、機内モードのOn/Offで改善する場合もありますので、お試しください。
まとめ
SORACOM Air、SIMフリーのスマートフォンがあれば簡単に利用する事が可能です。
amazon.co.jpより購入の場合、イニシャル費用はSIMカード1枚あたり888円。 ランニングコストも1日10円の基本料金と、通信量1MB あたり 0.2 円からの従量課金で 利用できますので、是非お試しください。