強みと機会の循環

2022.07.20
こんにちわ。従業員体験( EX ) の向上がミッションのエンジニアリング統括室に所属しているてぃーびーです。
仕事において、強みがあるとできることが増えます。強みがあると、頼りにされる機会が増えます。
そこでまずは、強みについて整理し、次に強みと機会について整理します。

強み

強みは「強いこと」やその程度を表す言葉です。仕事における強みは、仕事で成果を出せる優れた部分になります。

強みの種類

ソフトスキル

例えば論理的思考のようなソフトスキルに関する強みがありえるでしょう。
その他だとファシリテーションに強みを持つ人、ふりかえりに強みを持つ人など。

ハードスキル

例えば任意のプログラム言語に対するようなハードスキルに関する強みがありえるでしょう。
その他だとテスト駆動開発に強みを持つ人、認証認可に関わるシステムの設計に強みを持つ人など。

強みの範囲

狭い強み

例えばシステム開発における任意のライブラリの活用スキルのように比較的狭い強みがありえるでしょう。

広い強み

例えばシステム開発に全般のように比較的広い強みがありえるでしょう。

強みの単複

単独の強み

例えばシステム開発のみを強みとしている場合がありえるでしょう。

複合的な強み

例えばシステム開発に関してほどほどのスキルがあり、それを踏まえつつエンジニア採用のスキルもあり、総合的にみると複合的な強みと言えるような場合がありえるでしょう。

強さの相対性と絶対性

相対的な強さ

相対的な強さは、他者と比較した場合の強さです。
例えば
  • チーム内の話であれば他のチームメンバーと比較したときの強さの度合い
  • 会社内の話であれば会社全体の同僚と比較したときの強さの度合い
  • 日本全体の話であれば日本中の人と比較したときの強さの度合い
  • 世界全体の話であれば全人類と比較したときの強さの度合い
になります。
そして相対的な強さが強みです。

絶対的な強さ

絶対的な強さは、そのスキルのレベルです。
縄跳びでいえば
  1. 前跳びができる
  2. 後ろ飛びができる
  3. あやとびができる
  4. 二重跳びができる
  5. あや二重跳びができる
などです。これ自体は強さの度合いのはなしであり、強みとは別の視点になります。

機会

機会と強み

会社、チームなど任意の人が集まる場で、あなたが持つ強みの領域に関する業務が発生した場合、

相対的な強さ( = 強み)でみてあなたが達成に一番近い

という条件を満たすと、その業務の担当を期待される可能性が高まります。
その強みについて、単に知識があるだけではなく、過去の実績をもとにした信用が発生し、それをもとにして信頼される状態が必要でしょう。

機会と強みの循環

強みへの信頼を元にあなたに経験機会が訪れたとします。
この機会を糧にあなたは絶対的な強さをさらに伸ばすことになるでしょう。それは結果的に相対的な強さ(=強み)を伸ばすことになります。そして、機会を成果につなげればあなたの信用は増し、未来に向けた信頼はさらに高まるでしょう。
結果的に強みと機会が循環しはじめます。
そして、あなたの強みが高まれば高まるほど、その循環は加速します。あなたの絶対的な強さに追いつける人が減っていくからです。
最終的にはチームや会社内にあるあなたの強みの領域における最大の難題が常にあなたの手元に訪れ続けるようになります。

意図せぬ強みと機会の結びつき

一方で自分が伸ばしたいわけではないが強みになっている点についても、機会と強みの循環が発生しやすいでしょう。
結果として、
  • 会社目線では貢献してもらえてすごくありがたい
  • 本人目線だと本当は取り組みたくない仕事がどんどん増える
という状態になることもあるでしょう。それでも貢献できることが嬉しい、というタイプの方はまだよいですが、せっかくなら自分が意図して伸ばしたい強みの領域で仕事がしたい、という方にとっては厳しい状態です。

まとめ

強みと機会の循環についてまとめました。
個人の事例でしかないのですが、例えばソフトウェア開発者としての私は凡庸で特に目立った存在ではありませんでした。
一方で、ソフトウェア開発者のバックグラウンドを踏まえて人事領域を2年半経験し、エンジニア採用や人事評価制度に携わってきた人となるとそれほど多くありません。これは強みと言えそうですし、実際にそれを元に機会が循環しています。

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