【2018年版】ITエンジニア向けオススメイベント・勉強会サイト7選
ある日、ふと思い立った自分は、社内のチャット部屋にこんな書き込みをしました。
クラスメソッドの知見がわらわらと集まりました。みんな熱量高すぎやろ。ありがとう!ですまそうとしたら、部長からこんなメンションが。
「これブログネタですよね?」
この会社、ほんま怖いわぁ・・・ というわけでこの記事では、クラスメソッド社内で集まった知見を元に、ITエンジニア向けにIT界隈の勉強会情報を収集に便利なサイトを紹介していきます。2018年、エンジニア生活の始まりにいかがでしょうか。今年も良い年にしたいすね。
ほないってみよ。
__ (祭) ∧ ∧ Y ( ゚Д゚) Φ[_ソ__y_l〉 勉強会ダワッショイ |_|_| し'´J
IT系として存在感急上昇「Doorkeeper」
セミナー・勉強会・イベント管理ツール | Doorkeeper
コミュニティがベースとなっているイベント情報提供サイト。
Doorkeeper株式会社は、設立2013年6月21日。比較的新しいサイトですが、IT系のイベントはここをベースに開催されているものがすごく多い印象ですね。
Doorkeeper株式会社について | Doorkeeper
日本の会社だとばっかり思っていたのですが、設立されたお二人は海外の方でした。全然知らんかった。サイト自体は、日本版しかないようです。
イベント内容としてはやはりIT系が主流。「カクテル&ウィスキー講習」なんてのもあるみたいですが、例外っぽい。そういうのも面白そうですけどね。
ベースはコミュニティとなっているようで、試しに「AWS」で検索してみると、JAWS関連を主流に、それっぽいコミュニティが沢山出てきました。
気になるコミュニティは、気になるキーワードで検索して片っ端から登録しておくと、更新情報がメールなりで送られて来るので、ウォッチ情報として活用したいですね。
IT系のスタンダード「Connpass」
connpass - エンジニアをつなぐIT勉強会支援プラットフォーム
エンジニアをつなぐIT勉強会支援プラットフォームということで、こちらもIT系イベントプラットフォームとしては老舗。
運営会社は株式会社ビープラウド。
サイト運営方針として、全てIT勉強会に特化しているため、ITエンジニアにとってはノイズが少なく、メジャーどころの勉強会はほぼ全て網羅されているので、使い勝手は非常に良いと思います。
イベント開催支援ツールの老舗「ATND」
自分の感覚では、このてのイベント告知系サイトのなかでは、一番の老舗に属するサイトだと思います。IT系の勉強会が主流のようですが、ITエンジニアに特化しているわけではなく、幅広いジャンルで網羅されているのが他のサイトにはない特徴かもしれません。
他のサイトでは見つからないイベントも、見つかる可能性が高いので、こちらも要チェックですね。
個人をベースとした運営方針が新鮮「ストアカ」
運営会社はストリートアカデミー株式会社。
ITスキルに特化しているサイトではなく、広く個人のスキルをアップすることで世の中を変えていこうというスタンスで運営されているサイトです。企業や団体が主催する勉強会というよりは、より個人にフォーカスしているのが、他の勉強会と違う点。
そのへんのスタンスは、運営会社のポリシーにしっかりと記載されています。
まなびを気軽に、そして当たり前に
誰しもが、何らかしら他人より秀でたスキルを持っています。 各々が個人のスキルを周りにシェアする文化を育む事で、「自由に生きる人を増やす」 それがストリートアカデミーのミッションです。
そこには専門学校もスクールも資格も、必要ありません。
スキルの共有を通じて誰かが踏み出す新しいステップを応援する、そんな世界をみんなで創ってみませんか? 引用:ストリートアカデミー株式会社
講座も団体主催ではなく、「講師」と呼ばれる先生が主催の形式となってます。あまり大人数で参加するようなイベントではなく、もう少し少人数で、一つのスキルについて学ぼうというものが多いので、スキルアップという面では、十把一からげの大イベントに参加するよりも、より身につくものが多そうな感じもしました。
また、講師登録することで気軽に先生となることもできるようなので、勉強するだけでは飽き足らず、もっと自分の知識を世の中に活かしていきたいという想いにも応えることができるプラットフォームと言えます。
メインターゲットは、組織所属人員よりもフリーランスが向いているような気もしますが、副業OKな会社員であれば、ここで講師を始めるのも面白そうですね、
情報網羅性はナンバー1「TECH PLAY」
TECH PLAY[テックプレイ] - IT勉強会・セミナーなどのイベント情報検索サービス
運営会社は、パーソルキャリア - PERSOL CAREER(旧インテリジェンス)です。転職を考えたことがあるひとなら、「転職総合サイトDODA」の運営会社と聞けばイメージが湧きやすいかと思います。
TECH PLAYもIT系の勉強会・イベント情報に特化したサイトです。上述のサイトと違う点としては、このサイトは勉強会の情報を「ATND」「connsass」「Doorkeeper」「ストアカ」のAPIを利用して取得・掲載している点で、そのサイトで公開されているイベントは一通りこちらにも網羅されています。
このTECH PLAYでもイベントの開催はできるらしいですが、自分がここ経由で申し込んだ2つのイベントは、どちらも、Doorkeeperとconnpassでした。
サイトの使い勝手としては、4サイトの情報を収集しているだけあって、その情報量は一番充実してそうな感じ。。また、イベント情報だけではなく、オススメのスライドが紹介されていたり、コラムも定期的に掲載されていたり、エンジニアが情報収集するのに網羅的に情報が集まっていて、サイトの方向性は他のサイトとは一線を画しています。
会員登録後の、勉強会新着情報メールなどもここが一番情報が網羅されている感触なので、とりあえずひとつ登録するなら、現時点ではTECH PLAYをオススメしておきます。
一風変わったイベントサイト「Meetup」
ITエンジニア色は薄いですが、面白そうなサイトなので紹介。全体的にアメリカンテイストが強く、イベントも基本的には英語でタイトルが記載されているのは、他にはない特徴。イケイケな匂いを感じますね。参加者にも、海外の方多いんだろうか。
あまり他のサイトとはかぶらない系統、例えばテクノロジー系ではBitcoin関連の勉強会が多数あったりして、独自の雰囲気を醸し出してます。
カテゴリのアイコンとか、原色バリバリで逆に新鮮というね。
TECH PLAYなどでは探しきれなかったイベントも見つかる可能性が高いので、一度こちらも登録しておくと、幅が広がって良いかと思います。
メールでもれなく情報収集「Study Mail」
勉強会サイトではないんだけれど、情報収集術として紹介するのが、このStudy Mail。自分の気になるキーワードを登録しておくと、そのキーワードを含んだ勉強会がメールでお知らせされるというものです。
対応サイトは「atnd、zussar、connpass、peatix、こくちーず、こくちーずPRO、ストリーアカデミー、doorkeeper」の9サイト。網羅的に漏れなく情報とってこれるので、取りこぼしが嫌な人は、こういったサービスも使うと良いんじゃないでしょうか。
おまけ「漏れなく参加するには、結局SNSの活用が不可欠か」
ここらへんを巡回してても人気のあるやつは気づいたら埋まってたりするので、主催を見つけたら twitter とかで follow しとくと良さそうな気がする >【2018年版】ITエンジニア向けオススメイベント・勉強会サイト7選|クラスメソッドブログ https://t.co/OIiYpXELSs
— テスラ欲しい (@fd0) 2018年1月3日
という、メンションいただきました。そして書き損ねてました。
社内でも意見が多かったのですが、勉強会情報の収集では、「結局facebookやtwitterで、最新情報を知ることが多い」という人も多かったです。
最近人気のある勉強会は、申込が開始されて1日程度で満員になることも珍しくありません。そういう情報を、一から全てウォッチして漏れなく拾おうとするのも無理があるかと。
そんな場合は、運営元のアカウントをフォローしておき、通知設定しておくなどで素早く対応できる場合も多々あるかと思います。
まとめ「勉強会参加は現状を変えるきっかけとしてむっちゃ有用」
以上、ITエンジニア向けにオススメの勉強会・イベントサイトを紹介してきました。何か気になるサイトなどありましたでしょうか。
自分が所属するクラスメソッドのAWS事業部は、週1本のブログ執筆と、月1回の勉強会参加が推奨されていたりします。
自分個人としても、外の勉強会に参加するのは自分の知らない世界に飛び込んで知見やネットワークが広がったりしてむっちゃ楽しいので、1月も3つぐらい登壇含めて参加しようと思ってます。
さらに最近は、参加枠にブログ執筆枠があり、優先的にそのイベントに参加できたりもするので「勉強会参加とアウトプットを一緒にやってしまえ!」、そんな気持ちに応える環境がどんどん整っていると思います。
勉強会に参加することだけが目的になっては元も子もないですが、現状をちょっと変えてみようというエンジニアには、この勉強会参加というのは非常に良いきっかけになると思います。そんな、皆さんの後押しにこの記事がなれば、幸いでございますよ。
また、他にも「こういう情報収集サイトもあるで!!」という情報がございましたら、自分宛てにtwitterメンション送ってもらえるかはてブ等コメントなど頂ければ、こちらに追記していこうと思いますので、お気軽にご意見いただけるとありがたいです。。
それでは、今日はこのへんで。濱田(@hamako9999)でした。