Twilio Studioで音声通話の録音を設定してみた

Twilio Studioで音声通話の録音を設定してみた

Twilio Studioで音声通話の録音を設定してみます。
Clock Icon2024.10.24

こんにちは、昴です。
今回はTwilio Studioで音声通話での録音を設定してみます。

はじめに

Twilioは電話やSMS、チャットなどのコミュニケーション機能を組み込むためのクラウドベースのAPIプラットフォームです。TwilioのAPIを利用することで通信ソリューションを自由にカスタマイズして構築することができます。
今回はTwilioの機能の中でもTwilio Studioに注目していきたいと思います。

フロー作成

フローは以前作成したものを使用するため、フロー全体の作成方法については下記ブログをご参照ください。

Twilio Studioでキープレスによる転送の仕組みを作成してみた

録音の設定

録音はWidget内で有効、無効に設定することができます。今回は作成したフローをもとに録音を有効にしていきます。
Connect Call To Widgetで「RECORD CALL」をYesにします。これだけでこの番号に転送された際の音声通話を録音することができます。

RECORD CALL

Widgetの設定を変更した後はSaveをし、フロー上部にあるPublishを選択します。
また他にも「Make Outgoing Call」Widgetなどでも録音の有効・無効がありますのでぜひお試しください。

確認

それでは実際に録音したデータをログから確認してみます。
設定したフローのLogsから対象のCallの履歴をTRIGGERED BYから選択しそのログの画面へ移動します。

録音ログ

ログを確認すると、録音された記録が残っておりこの画面で聞くことやダウンロードすることができます。

録音データの確認

まとめ

今回はTwilio Studioで作成したフローで通話を録音する機能を解説しました。本ブログが少しでも参考になれば幸いです。

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