カスタムチケットフィールドを必須入力にする

Zendesk Supportでのカスタムチケットフィールドの入力を必須とする方法をまとめました。
2022.12.19

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こんにちは、昴です。
Zendesk Supportではチケット、ユーザー、組織でカスタムフィールドを設定することができます。 カスタムフィールドはデフォルトのフィールドの情報に加えて、詳細な情報を収集する目的があります。 これらのカスタムフィールドを自分が忘れずに値を入力したい場合やユーザーに絶対に入力してほしい場合に、入力必須とすることができます。
今回はカスタムチケットフィールドの入力を必須にする設定を話していきます。

カスタムフィードの設定

カスタムフィールドは管理センターで設定できます。 チケットのカスタムフィールドはサイドバーの[オブジェクトとルール] > [チケット] > [フィールド]へ移動し、「フィールドを追加」から新たにカスタムフィールドを作成することができます。
ユーザーのカスタムフィールドはサイドバーの[メンバー] > [設定] > [ユーザーフィールド]へ移動し、「フィールドを追加」から新たにカスタムフィールドを作成することができます。
組織のカスタムフィールドはサイドバーの[メンバー] > [設定] > [組織フィールド]へ移動し、「フィールドを追加」から新たにカスタムフィールドを作成することができます。
カスタムフィールドの詳しい作成方法は下記をご覧ください。(組織はユーザーと同様です)

Zendesk Supportのカスタムチケットフィールドについてまとめてみた
Zendesk Supportのカスタムユーザーフィールドについてまとめてみた

入力必須の設定

まずエージェント側の入力を必須にする設定です。
管理センターの[オブジェクトとルール] > [チケット] > [フィールド]へ移動し、「フィールドを追加」を選択します。
「フィールドタイプ」を選択し、「表示名」と「説明」を入力したすぐ下に「チケットの解決時に入力を必須にする」とあるのでここにチェックを入れます。

このフィールドを入力しなければチケットを「解決済み」にステータスを変更できなくなるので、入力の漏れがなくなります。

次にエンドユーザー側のリクエスト送信時に入力を必須にする設定です。
先ほどの「フィールドタイプ」の選択、「表示名」「説明」の入力後、「権限」を3通のうちから選びます。

  • エージェントは編集可能
  • 顧客は編集可能
  • 顧客は表示可能

この中から「顧客は編集可能」を選択することで「顧客に表示されるタイトル」「顧客に表示される説明」の下に「リクエストの送信時に必須入力にする」というチェックボックスが現れます。 ここにチェックを入れると、リクエスト送信時の必須入力となります。 「権限」が「エージェントは編集可能」または「顧客は表示可能」が選択されている場合は、このチェックボックスは表示されないため注意してください。
これでエンドユーザーの入力必須の設定は完了です。
このフィールドを入力しない限りエンドユーザーはリクエストを送ることができません。

まとめ

今回はチケットのカスタムフィールドを入力必須にする方法を説明しました。
リクエストが送信される際にカスタムチケットフィールドを必須入力にしておくことで、初めから知りたい情報を得ることができるため、非常に便利です。 ぜひ使ってみてください。

参考記事

Zendeskヘルプ > Support > Supportの使い方 > チケット > カスタムフィールドの使用
Zendeskヘルプ > Support > Supportの使い方 > チケット > 条件設定チケットフィールドを必須フィールドにする