
【Tableau Pulse】 誰もがもっと簡単に、データ分析を。自然言語でインサイトを発見できる拡張Q&A機能を試してみた
こんにちは、業務効率化ソリューション部のikumiです。
Tableau Pulseについて
Tableau Pulseは、Tableau Cloudで利用できる機能のうちの一つで、売上や利益などの重要指標を定義し、各ユーザーがその指標の変化や傾向についてウォッチできる機能となっています。
詳しくは以下のブログや公式ドキュメントを参考にしていただければと思います。
Tableau Pulseの拡張Q&Aとは
Tableau Pulseの拡張Q&A機能は、以下の条件を満たす場合に利用ができます。
- Tableau Cloud
- Tableau+ エディションの契約
通常、Tableau Pulseでは単一のメトリクスに対して質問をクリックしていくことで、より詳細な分析ができるようになっています。拡張Q&Aを使用すると、自分の言葉で質問することができ、複数の関連性があるインサイト、興味深いインサイトを明らかにしてより自由なデータ探索ができるようになります。
▼基本の探索画面

▼拡張Q&Aの画面

拡張Q&Aをつかってみる
機能の有効化
- Tableau Pulseの拡張Q&Aは、まずTablaeu AI機能を有効化する必要があります
- Tableau AI機能の有効化には、Einstein 生成 AIが有効化されているSalesforce組織への接続が必要になります
- Tableau 側からは、設定>全般のTableau AIの項目、Salesforce組織への接続からSalesforceの必要な権限のあるユーザーの認証情報を入力し連携をします
  
- 連携後、Tableau AI機能のチェックボックスが有効になりますので、Tableau Pulse:Pulse Discover を使用して、メトリクスとインサイトのグループの詳細な統合探索を実現しますにチェックします
  
- これにより、Tableau Pulseの拡張Q&Aが使えるようになります
Tableau で「拡張 Q&A (詳しく学ぶ)」をオンにする
サイトで Tableau の AI を有効にする
質問してみる
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拡張Q&Aは、メトリクスの探索ページの「💡質問する」のボックスから遷移できます 
  
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最初の画面では、前のポップアップで選択した質問の回答と、次の質問内容の提案が表示されています 
  
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まずは、提案された質問をクリックしてみると、関連する分析軸における傾向の結果を返してくれました 
  
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追加で任意な質問をしてみます - 売上が上昇していたブランドに関する傾向の質問をしてみると、さらに詳しい商品の情報なども返してくれました
  
 
- 売上が上昇していたブランドに関する傾向の質問をしてみると、さらに詳しい商品の情報なども返してくれました
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また、拡張Q&Aで返却される内容にはすべて分析ソースとなるメトリクスが存在しています - 今回のケースも、質問内容に対応したフィルターが適用されたメトリクスを使用していることが分かります
  
- さらに、フィルターがかかった状態のメトリクスの探索画面に遷移することも可能です
  
  
 
- 今回のケースも、質問内容に対応したフィルターが適用されたメトリクスを使用していることが分かります
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次は少し込み入った質問をしてみます - 2つのデータの比較かつ、2つの指標を使った質問をしてみたところ、要求に応じた分析結果が返却されました!
  
 
- 2つのデータの比較かつ、2つの指標を使った質問をしてみたところ、要求に応じた分析結果が返却されました!
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なお、AIの回答には必ずメトリクスとの連携されるため、Tableau Pulse外のデータやメトリクス定義で設定していない分析列は使用されませんので、注意が必要です。 
さいごに
いかがでしたでしょうか。自分の言葉で質問をしていくことで、データの取り扱いに慣れていない方でもデータの探索を簡単にできそうですよね。











