Tableau Serverの管理ビューを使用してみる #tableau

Tableau Serverの管理ビューを使用してみる #tableau

2018.05.30

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はじめに

こんにちは。大阪オフィス唯一のDI部メンバー、tamaです。

本エントリは、Tableau Server Qualified Associateの試験ガイド「評価するスキル」に関連する内容となります。

  • ※2018年4月にバージョン2018.1がリリースされましたが、2018年5月現在のTableau Server Qualified Associateはバージョン10.5が対象のため、バージョンで異なる仕様や挙動については、バージョン10.5を対象にしています。

本エントリの概要

今回は試験ガイドの「組み込まれた管理ビューを利用する」「カスタム管理ビューを作成する」についてです。

Tableau Serverの管理者としては、Tableau Serverをいつ、誰が、どの程度使用しているのか…等の情報を知っておきたいと思います。Tableau Serverには、Tableau Serverの使用情報を把握できる機能が備わっており、今回はそれらについて見ていきたいと思います。

管理ビューとは

Tableau ServerのWebUIには、管理者向けの組込管理ビューなるものが用意されています。また、管理者が独自のカスタム管理ビューを作成することもできます。

組込管理ビュー(プレビルト管理ビュー)

Tableau Serverの「ステータス」ページに、複数の管理ビューが用意されています。既にTableau Serverに組み込まれているものなので「組込管理ビュー」です。

いずれかの管理ビューを選択すると、実際に閲覧することができます。

このような形で、Tableau Serverに対してユーザーが何の操作をしたか、バックグラウンダーは何を処理したか、容量はどれだけ使用されているか…といった情報を確認することができます。

Tableauを日常的に使用している方はすぐに気づくと思いますが、これらのビューはTableauで作成されています。Tableau Serverのメタデータに接続して、それぞれのビューを作っているわけですね。…ということは、そのデータの接続情報があれば、自分でもTableauを使って管理情報に関するビューが作れるのではないか、と思いますよね。はい、作れます。

カスタム管理ビュー

管理者は、Tableau Desktopを使用して、Tableau Server Repositoryデータベースに接続して、独自のカスタム管理ビューを作成することができます。ということで、実際にやってみましょう。

Tableau Server リポジトリへのアクセスを有効にする

まず、リポジトリデータベースへのアクセスを許可する設定にする必要があります。アクセスを許可するためには、tabadminコマンドを使用する必要があります。Tableau Serverが動いているサーバーにログインして、tabadminコマンドを実行しましょう。

tabadmin dbpass --username readonly <パスワード>

上記コマンドで、リポジトリデータベースへアクセスできるreadonlyユーザーを用意することができます。処理が問題なく完了したら、Tableau Serverを再起動します。

tabadmin restart

ちなみに、外部からリポジトリデータベースへの接続を無効にしたい場合は下記のコマンドで設定できます。こちらを設定すると、localhostからのアクセス以外を無効化できます。(要するにTableau Serverの管理者しかリポジトリデータベースにアクセスできなくなる)

tabadmin dbpass --disable

Tableau Desktopからリポジトリデータベースに接続する

外部からアクセスできるように設定したら、実際にTableau Desktopから接続してみましょう。

Tableau Desktopを起動し、接続するデータソースとしてPostgreSQLを選択します。

そして、接続情報を入力します。接続情報は下記の通りです。ちなみにポート番号の8060は手動で空けておく必要があります。(上記の作業で自動で空いたりすることはないため。)サーバー側に対して適切な設定をしておきましょう。

接続に成功すると、下記のようにTableau Serverのリポジトリデータベースのテーブル一覧が表示されます。後は、好きなようにテーブルを引っ張ってきてビューを作成するのみです。

リポジトリデータベースのテーブル定義などの情報については以下を参照してください。

※historical_disk_usageというテーブルを使用して、ディスクの使用状況を時系列で可視化してみました。

おわりに

今回はTableau Serverの管理ビューについて見てきました。Tableau Serverのリポジトリデータベースには、思いの外、多数のテーブルが用意されており、Tableau Serverに関する情報をかなり自由に使用することできます。ただ、基本的な情報は既に用意されている組込管理ビューで把握できるので、しばらく運用している中で、どうしても足りない情報が出てきた時に、カスタム管理ビューを使用してみるのがよいと思います。

参考


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