Microsoft Teams Power Automate を使って EventBridge から Teams 通知をやってみる

Microsoft Teams Power Automate を使って EventBridge から Teams 通知をやってみる

Clock Icon2024.12.17

こんにちは、森田です。

以前の記事で EventBridge API destination を使った Microsoft Teams への通知をご紹介しました。

https://dev.classmethod.jp/articles/eventbridge-teams/

上記の記事では、Microsoft Teams の Office 365 コネクタを使用した方法をご紹介していますが、 Office 365 コネクタは今後廃止となる見込みです。

https://devblogs.microsoft.com/microsoft365dev/retirement-of-office-365-connectors-within-microsoft-teams/

そのため、本記事では、別の方法として Power Automate ワークフローを使用した方法をご紹介します。

Power Automate ワークフロー

処理をいくつか組み合わせてワークフローを構築できる機能です。

以下のように様々なユースケースに合わせたテンプレートも用意されています。

スクリーンショット 2024-12-17 19.09.45.png

やってみた

実際に通知用のワークフローを作成していきます。

まずは、通知を行いたいチャンネルを右クリックします。

すると以下のようにワークフローの項目が表示されるため、クリックします。

スクリーンショット_2024-12-17_15_07_13.png

続いて、このチャンネルに適用させるワークフローのテンプレートを選択します。

webhookと入力するとWebhook 要求を受信するとチャネルに投稿するが表示されるので、こちらを選択します。

スクリーンショット_2024-12-17_15_07_28.png

名前を入力し、「次へ」をクリックします。

スクリーンショット_2024-12-17_19_00_33.png

通知先を設定し、「ワークフローを追加する」をクリックします。

スクリーンショット_2024-12-17_19_00_49.png

以下のように通知用のURLが発行されます。

スクリーンショット_2024-12-17_19_01_06.png

通知してみる

基本的には以下の記事と同じ作業を行います。

https://dev.classmethod.jp/articles/eventbridge-teams/

EventBridge

API 送信先エンドポイントには、通知用のURLを入力します。

スクリーンショット_2024-12-17_21_06_44.png

入力トランスフォーマー

相違点としては、入力トランスフォーマーのテンプレートが異なります。

テンプレート(クリックして展開)

以前とフォーマットが異なる理由としては、ワークフロー側で通知形式がアダプティブカードとなっているためです。

スクリーンショット 2024-12-17 21.19.50.png

通知結果

以下のような形式で通知が行われます。

スクリーンショット_2024-12-17_21_16_19.png

さいごに

Power Automate ワークフローを使って Teams 通知を構成してみました。

以前より、通知用URL発行まで手間がかかりますが、ワークフローを使ってもっと複雑な処理ができそうです。

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