テストセンターとリモートどちらがいいの?(AWS認定試験)

テストセンターとリモートどちらがいいの?(AWS認定試験)

テストセンターとオンライン試験のどちらを選んだ方が良いかを考察した記事です。
Clock Icon2023.06.26

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

最近AWS認定資格であるSAAを取得した中島です。 今日はテストセンターとオンライン試験の違い、どちらがお勧めかを語っていきたいと思います。よければ最後までご覧ください。

結論

オススメはテストセンターです。テストセンターが遠くてどうしてもいけない場合でもない限りは、テストセンターに行くのが無難です。

というわけで、なぜテストセンターがお勧めなのかをテストまでの道程テストの受け心地を軸に語っていこうと思います。

テストまでの道程の比較

オンライン試験の場合

  1. 部屋を片付ける
  2. PCのセットアップ
  3. 試験中に誰も部屋に入ってこないように家族などに連絡を入れる
  4. 試験時間の少し前から試験監督とオンラインで通話をし、机周りの確認をする
  5. オンライン試験を受ける場合の注意事項の確認を行う
  6. テスト開始

この様な感じでしょうか。詳しく見ていきましょう。

まず部屋を片付ける必要があるのですが、私の場合部屋を片付けることは不可能だったので諦めてホテルに向かうことにしました。

ホテルについてから試験に必要なアプリであるピアソンビューの設定を始めたのですが、これが思ったより手間取りました。この設定は試験に前もってすることができるので、前日など早めに設定すると良いでしょう。

次に部屋に誰も入ってこない様に連絡を入れなければならないのですが、私の場合はホテルで受験したため必要ありませんでした。家でやる場合は「ご飯できたわよー」などと言って乱入してくる人などがいないように事前に連絡しておきましょう。

試験時間の30分前から試験監督との通話ができるようになります。 そこで試験直前の確認をするのですが、かなり細かいところまで調べられます。私はホテルで受験したのにも関わらず、かなり突っ込まれました。自宅で受験する場合はそれ以上に色々な所を突っ込まれることが想定されます。自宅で受験する場合は片付けを徹底的に行いましょう。

ここでオンライン試験ならではの注意事項がいくつか提示されます。 例えば、 「問題文を声を出して読んではいけません。」 「手で口元を覆ってはいけません。」 「手をカメラ外に出してはいけません。」 などです。意外と制限が多いのでしっかりと確認しておきましょう。

ここまできたらようやくテスト開始です!

テストセンターの場合

  1. テストセンターまで移動する
  2. 受付を済ませる
  3. テスト開始

では、こちらも詳しく見ていきましょう。

まず、テストセンターまで行かなければなりません。私の場合はバスで1時間かからないくらいでした。 ビルに着くまでは大丈夫だったのですが、テスト会場が複数あって、手元にあった情報ではどの会場か分からなかったのでかなり迷いました。もう少しでITパスポート試験を受けるところでした。

会場に着いたら、受付を済ませる必要があります。とは言ったものの、本人確認ができる物さえ忘れずに持ってきているのならば直ぐに終わります。万が一、とある私の同期の様に本人確認できる物を忘れたりすると悲惨です。受験費用も戻ってきません。南無三。

受付を済ませたら直ぐに試験を受けることができます。環境を自分で用意する必要が全くないのがいいですね。

軍配

今回フローとして書き起こしてみましたが、書き起こしてみるとやはりオンライン試験の大変さがよく分かりますね。 また、今回は書きませんでしたが、オンライン試験の場合はネット環境をしっかりと整えないと、受験中に切断したり、画面の反応が悪くなってまともに受験できなかったりするリスクがあります。 道程の比較ではテストセンターに軍配が上がるでしょう。よほど遠くにしかない場合でもなければテストセンターに行くのが無難です。

テストの受け心地の比較

オンライン試験の場合

まず、当たり前なのですが試験時間中ずっと監視されます。 1人だからと気を抜いて問題文を口走る様なことがあれば即注意され、少し休もうと思って手を膝の上に置いたりでもしようものなら、「手は見える位置に置いてください。」と注意されます。(注意事項をよく読まなかったのが悪い) また、私は考える時に手を口元に当てる仕草があるのですが、これがよくありませんでした。 手で口元を覆い隠すことは制限事項なのです。ですが、仕草は直ぐに辞められるものではありません。複数回注意を受けて、「次同様のことがあったら失格になります。」と言われて、完全に気が動転した状態になり、もはやテストどころではありません。脳の8割くらいを手や口の動きの制御に用いて時間ギリギリまで使ってようやく受け切りました。

正直ここまで酷いことになることはそうそうないでしょうが、かなり制限が多いことは確かです。 最悪の場合こうなるよくらいに考えていただければと思います。 また、他の人の体験談のリンクも貼っておきます。是非オンライン試験時には参考にしてください。

テストセンターの場合

テストセンターでは周りを気にすることなく、集中してテストが受けられる環境が整っています。 テストセンターで唯一気になる点は音くらいでしょうか。 周りに何人も受験している人がいるので、多少クリック音やタイピング音などが響いています。ですが、大体のテストセンターにおいてその辺の対策はされており、イヤーマフや耳栓などが配置されています。 もし、受験するテストセンターが環境音対策をしているのか不安な人は耳栓を持参すると良いでしょう。受付の人に申し出れば、大体断られないはずです。

テストセンターはテストが快適に受けられる配慮がなされている場合が多いので、大体の場合においては快適に受けられるのではないでしょうか。

軍配

やはりテストを受ける環境がすでに整えられているのはテストセンターの大きなアドバンテージですね。(口元に手をやっても全く問題ありません) 私のケースが少々特殊なのを鑑みてもテストセンターに軍配が上がるでしょう。

まとめ

長文レビューとなってしまいましたがお読みいただきありがとうございます。 改めてですが、おすすめはテストセンターです。 とはいえ、オンライン試験を受けざるを得ない状況もあると思います。その時に使える資料のリンクを下に貼っておきます。この資料はオンライン試験で気をつけるべき項目が網羅されているので、オンライン試験をされる方は是非ご一読下さい。

オンライン監督試験成功までの道のり 〜オンライン受験のための徹底ガイド〜

アノテーション株式会社

アノテーション株式会社は、クラスメソッド社のグループ企業として「オペレーション・エクセレンス」を担える企業を目指してチャレンジを続けています。「らしく働く、らしく生きる」のスローガンを掲げ、様々な背景をもつ多様なメンバーが自由度の高い働き方を通してお客様へサービスを提供し続けてきました。現在当社では一緒に会社を盛り上げていただけるメンバーを募集中です。少しでもご興味あれば、アノテーション株式会社WEBサイトをご覧ください。

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