テザリングを利用してGoogle ハングアウトでビデオ通話をしたら
こんにちは。サービスグループの武田です。
クラスメソッドといえば、さまざまな場所でのリモートワークが特徴のひとつとして挙げられます。
リモートワーク | シリーズ | Developers.IO
クラスメソッドでは、ミーティングをする際に普段からGoogle ハングアウトを使用しています。もちろん対面で参加者が集まれば使うことはありませんが、オフィスも増えてきており、常時リモートワークをしている人がいる環境ですので使うことの方が多いです。逆に言えば、ハングアウトが使える状況であれば、どこからでもミーティングに参加できます。
さてハングアウトなどのビデオ通話をする上で、固定回線のある環境では通信速度や通信量などはあまり気になりません。ではテザリングの場合でも問題なく使えるのでしょうか。
今回は固定回線のない環境でリモートワークをする際に、ハングアウトが普通に使えるのかを検証してみました。
環境
- SIM
- DMM mobile
- スマートフォン
- iPhone 8
- PC
- MacBook Pro (13-inch, 2017, Four Thunderbolt 3 Ports)
- テザリング接続形態
- USB
- 時間帯
- 13時〜14時
検証してみた
まずは通信速度の確認です。ミーティングの前後で速度計測をしてみました。
13時に計測した結果。
14時に計測した結果。
下りの速度が違いすぎますが、それぞれ何度か計測しても同じだったのでそうなのでしょう。13時の計測結果は気になりましたが、ハングアウトの利用には 特に支障はありませんでした 。
次に通信量の確認です。自分含めて3人でビデオ通話をした際の実測値です。
受信(映像+音声)/送信(音声)
受信(画面共有+音声)/送信(映像+音声)
それぞれのケースに分類すると次のようになります(平均値として見てください)。また音声のみの受信は計測できていませんが、画面共有よりは少なくなるはずです。
- 受信(映像+音声)
- 660KB/s
- 受信(画面共有+音声)
- 60KB/s
- 送信(映像+音声)
- 130KB/s
- 送信(音声)
- 20KB/s
一番通信量が多くなるのは、相互に映像+音声の場合です。上下合算で790KB/sですので、1時間の通信量を概算すると、2.8GB/h となります(あくまで目安です)。
まとめ
結論として、テザリングでもハングアウトは問題なく利用できました。ただし1時間のビデオ通話で、1GBから3GB程度の通信量となるため、月の通信量には注意が必要です。契約しているプランによってはすぐに使い切ってしまうため気をつけましょう。
それでは、よいリモートワークライフを。