CloudFormation のスタックを東京リージョンのコンソールから別のリージョンへ展開する方法を教えてください
困っていた内容
CloudFormation のスタックを複数のリージョンに展開しているのですが、コンソールからリージョンを切り替える時間を短縮する方法を検討しています。
可能であれば東京リージョンのコンソールからリージョンを切り替えることなく、別のリージョンへ CloudFormation のスタックを展開したいと考えています。
CloudFormation のスタックを東京リージョンのコンソールから別のリージョンへ展開する方法を教えてください。
どう対応すればいいの?
CloudFormation の StackSets をご利用ください。
スタックセットでは、1 つの CloudFormation テンプレートを使用して、複数のリージョンの AWS アカウント にスタックを作成できます。
StackSets では複数のアカウント、複数のリージョンへ CloudFormation のスタックを展開することができるため、コンソールからリージョンを切り替える必要はありません。
StackSets については弊社ブログでも紹介していますので、併せてご覧ください。
なお、AWS CLI の create-stack
コマンドで --region
オプションを指定することでも別のリージョンにスタックを展開することは可能です。
以下の弊社ブログでも類似の方法を紹介していますので、必要に応じてループ処理の部分を変更してください。
- ループ処理内で cloudformation create-stack コマンドを実行してテンプレートを展開
- テンプレートの展開先リージョンを --region オプションで指定